2015.10.16リスティング広告

RLSAを導入する前に、検討してほしいポイントとは

RLSAを導入する前に、検討してほしいポイントとは

こんにちは。
今回は、アドワーズのRLSAについて解説したいと思います。

広告の関連性を改善するには、検索クエリだけに集中するのではなく、ターゲティングのしかたをあれこれと知っている方が困ったときに便利です。今回、ご紹介する検索広告向けリマーケティングリスト(RLSA)は、GDNでリマーケティング広告を実施している方も多いと思いますが、リマーケティングを検索広告に応用することができます。

それでは見ていきましょう。

▼目次

RLSAのしくみ

RLSAは、Googleアドワーズの検索広告サービスの1つです。英語表記では”Remarketing List for Search Ads”となり、頭文字をとって、よくRLSA(アールエルエスエー)と呼ばれます。
とても簡単にいうと、リマーケティングを検索広告でも実施することができます。

通常の検索広告との違い

通常の検索広告に下記のターゲットを追加して、広告を配信することができます。

RLSAの検索広告
  • こちらで設定した検索キーワードを、Googleで検索したユーザー
  • サイトを訪れたことがあるユーザー
  • コンバージョンしたことがあるユーザー(任意)

メリット

リピート客を獲得することは、とても重要です。
RLSAのターゲティング手法を上手に使うことができれば、リピート客の拡大に貢献できるかもしれません。

特に、リピート客を増やしたい方は下記を参考にしてください。

リピート客になってもらうために工夫したいポイント
  • 広告文
  • ランディングページ(LP)
  • 広告の掲載順位

クリック率(CTR)の上昇

上限CPCを上げて上位に表示したり、広告文を変更することもできますので、通常の検索広告よりクリック率(CTR)が高くなります。

コンバージョン率(CVR)の上昇

コンバージョンまでのハードルが少し下がっているだけではなく、広告文やランディングページ(LP)も変更することができますので、少し工夫をするだけで、上昇が期待できます。

購入サイクルが短い商品を販売している方などは、コンバージョンしてくれたことがあるユーザーに、リピートを促したりする手法がおすすめです。

デメリット

この記事のメインとなるRLSAのデメリットについても触れたいと思います。最後まで読んでいただき、よい検討材料になればうれしいです。

管理が煩雑になる

設定としては、キャンペーンや広告グループに対して、ユーザーリストを追加することになります。
アカウント設計では、通常の検索キャンペーンとRLSAの検索キャンペーンを別で分けて管理するのが一般的ですが、その分、管理が煩雑になってしまいます。

運用コストが増える

通常の検索キャンペーンとRLSAキャンペーンを統合して管理していようと、別で管理していようと、ターゲットユーザーごとに成果を確認する必要があります。そのため、どうしても運用コストは増えてしまいます。

完璧に広告を出しわけることができない

新規セッションかリピーターかを判別するのは、cookieで識別されているので、必ずしも完璧な広告のだしわけをすることはできません。また、Googleアドワーズのルールにより、広告ランクが高い広告が掲載されるので、意図していない通常の広告が掲載されてしまうことがあります。

まとめ:アカウントの状態に応じて検討しよう

RLSAは、運用と効果検証が複雑になりますので、まだ開設したてのアカウントや、運用に時間が取れない方は、無理に設定する必要はありません。結局、運用が雑になってしまったり、本当のパフォーマンスがよく分からないまま終わってしまう可能性が高いです。

RLSAよりリマーケティング広告に時間を費やした方が、パフォーマンス改善ののびしろが大きいことが多いです。そのため、導入する前にRLSAの運用を続けていくことができるか検討した上で、掲載順位だけでも上位に掲載するなど、負担にならない方法からはじめることをおすすめします。

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