こんにちは。
今回は、リスティング広告に関する基礎とメリット・デメリットについて解説します。

リスティング広告の配信を検討していたり、開始したばかりの初心者の方にもわかりやすくまとめました。最初はわからないことだらけだと思いますが、リスティング掲載の判断材料や知見拡大に貢献できればうれしいです。それでは見ていきましょう。

リスティング広告の基礎知識

1.リスティング広告とは?

リスティング広告とは、検索結果画面に掲載されるクリック課金制の広告です。リスティング広告枠のリンクをクリックすると1クリックあたり数円~数千円の料金がかかります。

リスティング広告は、オークション制になっているので、キーワードによって1クリックあたりの料金が異なります。ただし、広告が表示されるだけでは料金は一切かかりません。

2.掲載される場所

リスティング広告が掲載されるのは、GoogleやYahoo! JAPANなどの検索結果画面です。それぞれの媒体へ申し込む必要がありますが、両媒体で約90%以上を網羅することができます。

どちらも同じリスティング広告のサービスですが、それぞれの特色があるといえます。ターゲットユーザーを増やすことができるので、両方とも掲載することをおすすめしています。

▼Google検索で『iphone8』と検索したときの検索結果画面
Google検索結果画面

3.ランディングページ

よく「広告専用のランディングページを作成した方がいいですか?」という質問を受けます。そのような質問に対して「必須ではありませんが、作成した方が効果的なことが多いです」と答えています。

1ペラのランディングページ作成の相場は、30万~50万円ほどです。もう少し節約したい場合は、ランサーズクラウドワークスなどのクラウドソーシングも検討しましょう。

4.スマホページ

リスティング広告を掲載する際、ランディングページ同様、スマホページを作成したほうが効果的であることが多いです。

ニールセン社の調査で、スマホ利用数(2015年9月時点)が5,000万人を超えたと公表されました。利用者数では2年前の同時期と比較して150%と大きく伸長していますが、増加率では4%前後と少し鈍化傾向にあるようです。しかし、スマホ利用者5,000万人により効果的なアプローチをすることができるため、スマホページを作成することで、パフォーマンス向上につながりやすいと考えられます。

▼スマートフォンからのインターネット利用人口推移および増加率
スマートフォンからのインターネット利用人口推移

出典:ニールセン株式会社

5.リマーケティング

リマーケティングとは、自社サイトに訪れたことがあるユーザーに対して広告を配信する手法のことです。新規ユーザーよりも購入までのハードルが下がっていることが多いので、費用対効果の高い広告といえます。また、バナー広告を作成して配信できるので、訴求できるポイントが多くなります。

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6.売上は本当に伸びる?

皆さんが最も気になるのは「効果があるのか?」「売上は伸びるのか?」といったところだと思います。結論から言えば、売上は伸びることが多いですが、儲かるとは限りません。リスティング広告は、今やオンラインマーケティングの定番のひとつといえるでしょう。

しかし、『リスティング広告を出稿するだけで儲かる』ことはほとんどありません。競合他社でも、当然のように対策されているので、リスティング最適化は必要不可欠です。

リスティング広告のメリット

1. 費用対効果が高い

リスティング広告は、インターネット広告の中で、最も費用対効果が高い広告です。なぜならば、Googleなどの検索エンジンから情報を能動的に探しているユーザーは、成約につながりやすいためです。

オンラインで商売をしている企業では、定着しつつある販促のひとつです。ほとんどのキーワードで、広告が掲載されていることが確認できるかと思います。

2. クリックされなければ料金は発生しない

リスティング広告は、クリック課金制となっているので、広告をクリックされなければ料金は発生しません。自社の商品やサービスに興味を持ってもらったユーザーにのみ費用がかかるので合理的な投資といえるでしょう。

チラシなどは在庫として残ってしまう可能性がありますが、リスティング広告では在庫という概念が存在しません。そのため、在庫の心配をすることなく、使いたい分だけ広告を配信することができます。

3. 非常に自由度が高く、コントロールしやすい

リスティング広告がほぼ自由に設定ができることに対して、SEOでは、完全にはコントロールできません。もちろんどちらにもメリット・デメリットが存在するので、正しく理解できるようにしましょう。

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4. 好きなタイトル・説明文で掲載できる

文字数に制限があるものの、タイトル15文字、説明文40文字の中で、自由に設定することができます。そのため、自社の魅力を訴求することによって、あらかじめ興味を持ってサイトに来てもらうことができます。

効果的な配信するために、どちらの訴求の方がパフォーマンスが良いか、繰り返しテストすることも可能です。2つの訴求をローテーションで掲載することによって、どちらの訴求が反響があるか確認できます。

5. 好きなリンク先に設定することできる

リスティング広告は、リンク先(ランディングページ)を自由に設定することができます。そのため、ほとんどの企業では、広告専用のランディングページを制作することが多いです。広告主側が意図したページに誘導することができるので、高いパフォーマンスをあげることが可能です。

6. 掲載順位もリアルタイムで調整できる

リスティング広告は、掲載順位の変更を自由におこなうことができます。そのため、ベンチマークしている競合他社よりも、オンタイムで上位に掲載することができます。

SEOでは、上位表示の保証はありませんが、リスティング広告は、確実に上位に掲載することが可能です。

7. 掲載期間や掲載時間も自由に設定できる

まず、掲載期間については、1時間でも1日でも1週間でも、どれだけ短くても問題ありません。そのため、繁忙期だけを狙ってリスティング広告を配信することも可能です。

掲載時間については、例えば、土日の13時~18時のみ掲載したいなど、柔軟に変更することができます。そのため、営業時間内だけ配信するなどの設定も可能です。

8. 掲載地域も自由に設定できる

リスティング広告は、掲載地域の設定を自由に変更することができます。そのため、場合によっては日本全国のすべてのインターネットユーザーに配信する必要がありません。ただし、地域設定をしてしまうと、スマホに広告が表示されにくいことがあります。

スマホからのアクセスは決して無視することができませんので、掲載地域の設定は、慎重に検討しなければいけません。

リスティング広告のデメリット

1. 広告費がかかる

有料広告なので当然ではありますが、配信しようとすると、広告費がかかります。まだスタートアップしたての企業に関しては、実施までのハードルが少し高いことがあります。

代理店に運用代行を依頼すると、広告費と手数料が二重でかかるのもネックになります。

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2. 競合他社との競争が激しい

リスティング広告は、定着しつつあるサービスなので、競争が激しくなっています。そのため、昨年対比で比較して、悪化してしまっている企業も少なくありません。パフォーマンスを高めるためには、リスティングの最適化が必須となります。

3. 配信するまでの準備に時間がかかる

さあ、明日から掲載したいから、Googleさんよろしくね!というわけにいきません。各種設定やキーワードの選定などの準備に予想以上の体力と時間を使ってしまいます。

下記に、開始までに最低限必要な作業を記載しておきます。

配信までに最低限必要な作業
  • アカウントの開設
  • 入金
  • アカウントの設計
  • キーワードの作成
  • 広告文の作成
  • レギュレーションの確認
  • 入稿
  • アカウントの設定
  • キャンペーンの設定
  • 広告グループの設定

まとめ

いかがでしたでしょうか。
私は、どうすればテレアポをせずに、売上をあげることができるかばかり考えていました。そのとき出会ったのがリスティング広告で、なんて画期的なんだ!と心を奪われてしまいました。しかし、当時は、周りでリスティング広告に詳しい人間がおらず、わからないことが多すぎて困りました。

リスティング広告の運用は、スポーツと同じで反復的な訓練が必要になります。そのため、失敗しながら覚える・やりながら工夫することが重要になってきます。あれこれと考えるより、やってみたほうが早いので、まずは実行するをおすすめします。

この記事には、当初の私が、「このような情報が欲しかった」と考えていた情報をまとめました。これからリスティング広告を始める方の導入の手助けとなれば幸いです。