2016.2.22ディスプレイ広告

リマーケティングの効果が悪いときに確認すべき項目10選

リマーケティング広告の効果が悪いときに確認したい10選

こんにちは。
今回は、リマーケティングの効果が悪いときに確認すべき項目について解説したいと思います。

リマーケティングは、自社サイトに訪れたことがあるユーザーに対して広告を配信することができます。タイミングを逃さず意味のあるコンテンツやメッセージを伝えることにより、購入判断に影響を与えることが重要です。しかしながら、過去のデータと比較してパフォーマンスが低下していることは少なくありません。これから全部で10個解説をするので、何が原因になっているかひとつずつ確認してみてください。

1. リマーケティングタグをすべてのページに設置する

まず、基本的なことですが、リマーケティングタグはすべてのページに設定します。サイトのトップページから、ECサイトならば申込内容入力ページや申込内容確認ページなどすべてのページです。設置箇所は、</body>の直前に設置してください。

タグが設置されていない状態では、せっかく検索連動型広告で費用をかけても配信量を増やすことはできません。特に、ウェブサイトのHTMLソースを編集した際には、タグが設置されているか確認するようにしましょう。特に、WordPressで作成されたサイトは、footer.phpにタグを設定することが多いので、すぐ確認することができます。

2. リマーケティングタグが有効か確認する

1. 管理画面左側の[共有ライブラリ]をクリックします。
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2. ユーザーリストの[表示 »]をクリックします。
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3. 赤枠内の『AdWords タグは有効です』と表記されていることを確認します。
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もし、アラートの状態であった場合は、コピペミスが原因になっていることが多いので、もう一度確認するようにしましょう。

3. 有効期間ごとに入札単価を変える

有効期間とは、ユーザーのCookieがリマーケティングリストに保存される日数です。
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この期間が短いほどコンバージョン率が高く、期間が長くなるにつれてコンバージョン率は低下していきます。そのため、ユーザーにとって広告の有効性がある期間に応じて設定することをおすすめします。デフォルトの30日の設定だけではなく、1日・7日・14日・30日(デフォルト)・90日・540日(最大)などのように設定するようにしましょう。

有効期間とそれぞれの指標は下記のようになります(その他の期間は省略します。)

有効期間 ユーザー数 コンバージョン率 入札単価
1日 最小 高い 強化する
30日 中間のイメージ 中間のイメージ 中間のイメージ
540日 最大 低い 抑制する

4. ページ階層の深度に応じて入札単価を変える

こちらも「3. 有効期間ごとに入札単価を変える」と同様、自社の商品やサービスに興味を持ってくれたユーザーには、積極的にアプローチする手法です。ページの深い階層まで見てくれているユーザーほど入札を強化できるように設定します。

例えば、下記のように、特定のページを訪問したユーザーのリストを作成したとします。
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『URL 次を含む contract』というのは『contract(=契約)』という特定のページに訪問したユーザーを意味します。このユーザーは、契約に近いユーザーなので、もう一押しでコンバージョンすると予想できます。そのため、このユーザーに対しては、入札単価を強化して積極的にアプローチをするようにします。

また[リストの推定サイズ]をクリックすると、リストの大きさを参考程度に確認することもできます。

5. 視認範囲インプレッション単価を無効にする

視認範囲インプレッション単価とは、視認可能と判断された表示回数に対してのみ広告費がかかる料金体系のことです。広告が視認可能と見なされるのは、広告の面積の50%以上が、ディスプレイ広告では1秒以上、動画広告では2秒以上画面に表示された場合に課金されます。

下記のように[視認範囲のインプレッションを重視]に選択してしまっている場合は[クリックを重視](もしくは[コンバージョンを重視])を選ぶようにしましょう。リマーケティング広告はクリック課金のほうが効果が良いことが多いです。リマーケティングキャンペーンを選択後[設定] > [入札戦略] > [編集]を選択すると確認することができます。
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6. コンバージョンユーザーを除外する

コンバージョントラッキングが条件になりますが、コンバージョンユーザーへの配信を除外することができます。コンバージョンユーザーに対しては、再来訪を促す必要性が低くなるので、無駄なクリックを防ぐようにします。ただし、購入サイクルが短い(2 – 4週間に1回は購入するような)商材や、コンバージョンの母数が100件未満/月の場合は、除外による改善は期待できません。そのため、購入サイクルが長く、コンバージョンの母数が大きい場合はぜひ試してみてください。

1. [ディスプレイネットワーク] > [+ターゲット選択]をクリックします。
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2. リマーケティングを配信しているキャンペーンを選択します。
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3. [インタレストとリマーケティング]を選択します。
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4. [リマーケティング リスト]を選択します。
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5. [コンバージョンに至ったすべてのユーザー]を選択します。
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6. 最後に[保存]ボタンをクリックすると完了です。コンバージョンユーザーには広告が配信されないようになります。

7. アプリへの広告配信を除外する

上記の「6. コンバージョンユーザーを除外する」については、配信対象の除外する軸が『人』でしたが、今度は『面』に対する除外です。スマホにも広告を配信している場合はアプリへの広告配信の除外を検討してみてください。

アプリの収益化(マネタイズ)には、大きく2つの種類があります。1つは、パズドラに代表されるようなアイテムを購入して収益を上げるような課金型アプリです。もう1つは、アプリ内に広告を掲載して収益を上げるような非課金型アプリです。非課金型アプリについては、広告をクリックしてもらえるように設計されています。そのため、どうしても意図しない広告の誤タップ(無駄クリック)が起こりがちです。費用対効果を改善した場合は、アプリ面への広告配信は除外した方が賢明といえます。

1. [ディスプレイネットワーク] > [+ターゲット選択]をクリックします。
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2. リマーケティングを配信しているキャンペーンを選択します。
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3. [プレースメント]を選択します。
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4. 『adsenseformobileapps.com』と入力して[プレースメントを追加]ボタンをクリックします。
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5. 最後に[保存]ボタンをクリックすると完了です。アプリ面には広告が配信されないようになります。

8. バナー広告のデザインを変える

社名・ブランドロゴを強調したり、誘導ボタンや訴求内容のデザインが重要です。これは、ユーザーに対して以前訪れたことがあるサイトであることを強く認識してもらうためです。効果的なクリエイティブのフォーマットを知らないと損をしてしまいます。ルールに則り、よりよいデザインのクリエイティブを配信できるようにしましょう。

▼あわせて読みたい
【GDN・YDN】バナー広告の効果的なデザイン要素とサイズ

9. バナー広告のサイズの種類を増やす

アドワーズのバナー広告のサイズは全部で15種類あります。しかし、すべてのサイズを作成すると制作費も時間もかかってしまいます。そのため、広告掲載しやすいバナーサイズのみ作成したほうが効率的といえます。どのバナーサイズを展開すればよいかわからない場合は、下記の7サイズの作成をおすすめしています。

効果の良いバナーサイズ
  • 300×250
  • 336×280
  • 728×90
  • 160×600
  • 468×60
  • 320×50(スマホ)
  • 320×100(スマホ)

▼あわせて読みたい
【2016年最新】GDN・YDNバナーサイズ一覧

10. 類似ユーザーを追加する

まだスタートアップしたばかりのサイトに関しては、アクセス数が少ないため、リストが小さくなってしまうことが少なくありません。ターゲットとなるユーザーが少ないと、コンバージョンをたくさん増やすことは難しいといえます。その場合は、類似ユーザーを追加して配信することをおすすめします。

アドワーズはとても賢いので、リマーケティングユーザーに似ているリストを勝手に作成してくれます。
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『すべての訪問者』のリストのサイズが1,200に対して『すべての訪問者 の類似』のリストのサイズが43,000と約36倍多いことがわかります。新しいユーザーにも広く宣伝できるという意味でも配信することをおすすめします。リマーケティング施策の一環として参考にしてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。リマーケティングは一度自社サイトを訪れたことがあるユーザーなので、少し手を加えるだけで効果が改善することが多いです。どれも簡単に確認や設定ができるので、早速試してみてください。

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