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リマーケティングの設定方法:質の高いリストでより効果的な広告配信

リマーケティングの設定方法:質の高いリストでより効果的な広告配信
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※このページは2020年2月5日に更新されました。

「リマーケティングの設定って自分でできるの?」
「どうやって設定したらよいのだろう」
「注意するべき点とかあるのかな」
「より効果を出すためのポイントがあれば知りたい」

この記事はそのような方向けに書いています。

こんにちは、社長兼マーケターの中釜(@keitanakagama)です。
今ではリスティング広告運用歴9年の私ですが、始めたばかりの頃はリマーケティングがよく分からず苦労したのを覚えています。

中釜
中釜
今回は当時の私と同じ悩みを持つみなさんに向けて、リマーケティングの設定方法を徹底解説したいと思います

これさえ読めば「自分で簡単に設定できる」内容になっています。
5分程度で読める分量になっているのでぜひご一読ください。

注意ポイントやより効果を出すためのポイントもしっかりと抑えて、効果的な配信ができるようになりましょう。

リマーケティング設定には、タグ設置とリスト作成が必要

Google広告、Yahoo!広告に関わらず、リマーケティングを設定するには、最低限以下2つの設定が必要です。

  • 設定①:グローバルサイトタグの発行と設置。
  • 設定②:リマーケティングリストの作成と設定。

グローバルサイトタグとは

「グローバルサイトタグ」とは「リマーケティングタグ」のことで、サイト上のユーザーの行動を計測するためのソースコードです。(Google広告のアップデートに伴い改名。)

タグを設置することで、サイトを訪問したユーザーに「クッキー」という追跡するための目印を付けることができます。

リマーケティングリストとは

サイトに訪れたユーザーをある条件を基に作成したユーザーのリストです。

リマーケティングの設定方法(Google)

まず、Google広告のリマーケティング設定方法を説明していきます。
タグの設定方法は色々ありますが、ここでは自分でコードを追加する方法をご紹介します。

設定①:グローバルサイトタグの発行と設置。

1. [ツールと設定] > [オーディエンスマネージャー]をクリックします。
グローバルサイトタグの発行と設置方法1

2. [オーディエンスソース] > Google広告タグの[詳細]をクリックします。
グローバルサイトタグの発行と設置方法2

3. [タグを設定する]をクリックします。
グローバルサイトタグの発行と設置方法3

4. [グローバルサイトタグ]の部分にあるコードをコピーし、サイトのソースに記入します。
  自社サイトのすべてのページに設置してください。
グローバルサイトタグの発行と設置方法4

設定②:リマーケティングリストの作成と設定。

タグを設置したら、次は特定の条件に基づいてユーザーリストを作成し、設定します。
1. [ツールと設定] > [オーディエンスマネージャー]をクリックします。
リマーケティングリストの作成と設定方法1

2. [] > 作りたいリストをクリックします。
 今回は[ウェブサイトを訪れたユーザー]を選択します。
リマーケティングリストの作成と設定方法2

3. 必要項目を入力し[オーディエンスを作成]をクリックします。
リマーケティングリストの作成と設定方法3

4. [オーディエンス]タブ >[オーディエンスを編集]をクリックします。
リマーケティングリストの作成と設定方法4

5. 広告グループを選択し、該当のリストを選択し、保存します。
 同時に、モニタリングかターゲティングを選択します。
リマーケティングリストの作成と設定方法5

リターゲティングの設定方法(Yahoo)

次に、Yahoo!広告のリターゲティング設定方法を説明していきます。
(今回はディスプレイ広告の設定手順をご紹介しますが、検索広告も「検索広告」タブより同様の手順でおこなえます。)

設定①:グローバルサイトタグの発行と設置。

1. [ディスプレイ広告] > [ターゲットリスト管理]をクリックします。
グローバルサイトタグの発行と設置方法1

2. [タグ表示]をクリックします。
グローバルサイトタグの発行と設置方法2

3. 表示されたソースコードをコピーし、サイトのソースに記入します。
 自社サイトのすべてのページに設置してください。また、設置箇所は</body>の直前に設置してください。
グローバルサイトタグの発行と設置方法3

設定②:リマーケティングリストの作成と設定。

タグを設置したら、次は特定の条件に基づいてユーザーリストを作成し、設定します。

1. [ディスプレイ広告] > [ターゲットリスト管理]をクリックします。
リマーケティングリストの作成と設定方法1

2. [ターゲットリスト追加] > 作りたいリストをクリックします。
 今回は[条件で設定]を選択します。
リマーケティングリストの作成と設定方法2

3. 必要項目を入力し[保存]をクリックします。
  タグを設置したページの訪問者すべてに使用したい場合は[条件を設定しない]にチェックします。
リマーケティングリストの作成と設定方法3

4. 作成したリストにチェックし[広告グループに設定]をクリックします。
リマーケティングリストの作成と設定方法4

5. 設定したい広告グループを選択し[配信として設定] > [設定]をクリックします。
リマーケティングリストの作成と設定方法5

応用:組み合わせリストの作成方法

組み合わせリストとは、上記で作成したリマーケティングリストを組み合わせることによって、独自のリストを作成する機能のことです。

組み合わせリストを作成することで、より質の高い効果的なリストを作成することができます。

Googleでの作成方法

1. [オーディエンスリスト] > [] > [組み合わせリスト]を選択します。
組み合わせリストの作成方法(Google)1
2. 任意のリストを選択し[オーディエンスを作成]をクリックします。
組み合わせリストの作成方法(Google)2

Yahooでの作成方法

1. [ツール] > [ターゲットリスト管理]をクリックします。
組み合わせリストの作成方法(Yahoo)1

2. [ターゲットリスト追加] > [組み合わせで設定]をクリックします。
組み合わせリストの作成方法(Yahoo)2

3. 任意のリストを選択し[保存]をクリックします。
 [選択したターゲットリスト以外に一致]を設定することで、除外することもできます。
組み合わせリストの作成方法(Yahoo)3

リマーケティング設定時の注意点4つ

より効果的にリマーケティングを設定するための注意点を4つ解説します。

  • 注意点①:質の高いユーザーリストを作る。
  • 注意点②:広告表示のしすぎには要注意。
  • 注意点③:事前入力オプションで過去の訪問者を含める。
  • 注意点④:URL指定時に「http://」と「https://」は含めない。

注意点①:質の高いユーザーリストを作る。

リマーケティングリストを作る際には、「質の高いユーザーリスト」を作ることが大切です。

「質の高いユーザーリスト」とは、表示する広告に適したユーザーのみにすることです。

例えば、求人サイトの会員登録を増やすための広告では、マイページに訪問したユーザーは既に会員登録済みなので除外しておくとよいです。

詳細は「質の高いリストを作成する」で解説します。

注意点②:広告表示のしすぎには要注意。

同じユーザーに何度も広告を表示しすぎると、ユーザーがその広告に対して不快感を抱く可能性があります。

そういった状況を避けるために、「フリークエンシー キャップ」というものを設定することができます。

フリークエンシー キャップとは

一定期間にひとりのユーザーに対して、ディスプレイ広告や動画広告の表示回数を制限する機能。

設定手順

設定したいキャンペーンを選択 >[設定]>[その他の設定]>[フリークエンシーキャップ]をクリックし、回数を設定します。
フリークエンシー キャップ設定方法

注意点③:事前入力オプションで過去の訪問者を含める。

Google 広告では「事前入力オプション」、Yahoo!広告では「過去の訪問者の設定」で、既に蓄積されたユーザーを含めた状態でリストを作成できます。

リマーケティング用のタグを設置してから広告配信の開始までの期間のデータが含まれるため、新たなデータ蓄積を待たずに広告配信をおこなえます。

注意点④:URL指定時に「http://」と「https://」は含めない。

URL指定時に、「http://example.com」と指定してしまうと、「https:///example.com」を訪問したユーザーは含まれなくなります。

そのため、意図的に区別したい場合以外は、「example.com」と指定するほうがよいです。

質の高いリストを作成する

リマーケティングでは、質の高いリストを作成することが効果アップに繋がるため非常に重要です。

具体的にどんなリストが作成できるか3つ紹介します。

  • リスト①:期間を軸にしたリスト
  • リスト②:ページを軸にしたリスト
  • リスト③:参照元(流入元)を軸にしたリスト

リスト①:期間を軸にしたリスト

期間を軸にしたリストでは、「サイト訪問後10日間」や「サイト訪問後30日間」などといった設定方法が多いと思います。

しかしリマーケティングリストでは、サイトに訪問したユーザーの内、「1日~10日間」、「11日~30日間」、「31日~90日間」といったより細かな分け方ができます。

これによって、以下のようにユーザーが訪問した後の期間毎に広告配信を調整できます。

【例】
サイト訪問後1日~10日間:入札を高めて配信を増やす。
サイト訪問後11日~30日間:通常の入札で配信。
サイト訪問後31日以降:入札を弱めて配信を減らす。

リスト②:ページを軸にしたリスト

ページ毎に分ける場合は、以下のようにリストを作成し、広告配信を調整することができます。

  • コンバージョンに至ったユーザー → 除外、もしくは数日経過後に別の広告。
  • フォーム入力やカートページに至ったユーザー → 特典訴求などで配信強化。
  • その他特定のページ(例:アウターカテゴリ)に至ったユーザー → アウターの広告を配信。

リスト③:参照元(流入元)を軸にしたリスト

GoogleやSNSなど、どの媒体で広告をクリックして流入してきたのかによって、ユーザーの確度やターゲットが異なるため、別のアプローチが必要なケースも多いです。

例えば、Facebookから流入したユーザーの成約率が高い場合、Facebookからの流入ユーザーにのみ広告の配信を強化することができます。

まとめ:質の高いリスト作成が大事

本記事で解説した「リマーケティングの設定方法」では、以下について解説しました。

  • Google広告のリマーケティング設定方法
  • Yahoo!広告のリターゲティング設定方法
  • リマーケティング設定時の注意点
  • 質の高いリスト作成のポイント

リマーケティングの設定では、組み合わせリストを活用して質の高いリストを作ることで、より効果的な配信が実現できます。

また、リストを作って終わりではなく、リストに該当するユーザーに最適な広告でアピールすることも大事になってきます。

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中釜 啓太

この記事を書いた人中釜 啓太

株式会社ユニアド代表取締役。
大学卒業後プロのミュージシャンを目指して上京するも、思ったより早めに資金が底をつく。その後広告代理店でWebマーケティングを学び、2015年株式会社ユニアドを創業。
リスティング広告をもっと知りたい方に、役立つ情報をお届けします。