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リスティング広告の運用は専門家にお願いするのが一番です

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株式会社アイフィスジャパン株式会社アイフィスジャパン

金融機関に対して情報伝達サービスをおこなっているアイフィスジャパン様。

2015年に東証一部上場を果たし、投資情報事業、金融ドキュメント事業だけでなく新規事業も積極的に立ち上げています。

リスティング広告やSEO対策、マーケティングチームやライティングチームの管理など幅広い業務の中で、現在時間がかかりすぎている広告運用を外部に委託したいとの想いから弊社にてリスティング広告の運用代行をさせていただくことになりました。

さて、本インタビューでは、アイフィスジャパン経営企画室の細田様にお話をお伺いしました。

「時間に見合った成果が出せていない」
「代理店運用への切り替えを検討している」

とお考えの方はぜひ参考にしてください。

広告運用の成果

社内業務工数90%以上削減

主に配信結果レポートの作成やキーワード選定、入稿・各種設定などをお客様に代わり弊社がおこなうことで、お客様の広告運用業務の90%以上削減に成功しました。

弊社にて取り組んだ内容は下記の3点です。

1. キーワード選定
お客様のアカウントの分析を進めると検索クエリをキーワードとして登録できていない課題が判明しました。一定数以上のインプレッションがある検索語句を洗い出し、キーワードに追加することで改善を図りました。
2. アセットの改善
説明文付きのサイトリンクアセットおよびコールアウトアセットの新規追加をおこないました。広告の品質が改善できるよう、無料で設定できる広告表示オプション(アセット)の機能をフル活用しました。
3. 広告配信データの共有によりSEO対策に貢献
サイト利用ユーザーを対象としてお客様が実際に取ったアンケートを共有していただき広告運用に活用しました。弊社もリスティング広告の詳細データを共有することで、SEOにもお役に立てるように工夫しました。

お客様の声

取り組み前に抱えていた課題について細田様にインタビューしました。

株式会社アイフィスジャパン 細田様

インタビューしたお客様

株式会社アイフィスジャパン 細田様

1. 取り組み前の課題とご依頼の経緯

自社運用では時間がかかりすぎる

2年前に新規事業を立ち上げることになり、プロモーションの一環としてリスティング広告の運用を開始しました。

最初は社内のマーケティング担当者が広告運用をおこなっていたのですが、情報収集の時間も含め、時間がかかりすぎてしまうことが悩みでした。

その際に御社を検索で見つけ、問い合わせをしました。

社内の負担を減らす

自分たちの運用を客観的に見て的確な改善施策をアウトプットできるメンバーが社内にいないので、広告運用の方向性が正しいのか分からないという悩みもありました。

運用を委託することで社内の負担を減らしつつ、さらに運用自体もよりクオリティの高いものにしたいと考えていました。

御社を含め複数社に広告運用のご提案をいただきましたが、私自身がもともと営業出身の人間なので、実績重視で話すよりも「今はこうなっているから、こうしたほうがよい」と実際に分析した上での改善提案が一番響きました。

社内で比較検討した結果、御社に広告運用をお願いすることになりました。

▼改善施策案の一例
初期設計 ①アカウント構成 商材毎に1キャンペーン1広告グループに再構成(システムがうまく働く環境を作り、パフォーマンス最大化を図る)
②キーワード選定 一定のインプレッション数の検索語句をキーワードとして追加する
③アセット CTRの改善を図るため、アセットを網羅する(サイトリンク/コールアウト/構造化スニペット/電話番号など)
④入札戦略 恒常的/スポットなど個別事情の最適化
⑤オーディエンス リーセンシーによる分割、CVユーザーの除外を推奨
管理・計画 ⑥アカウント単位 全く異なるCVポイントをコンバージョンとして学習してしまうため、CVR期待値計算の精度が低下しないように商材毎にアカウント管理を推奨(※)
⑦年間スケジュール 商材ニーズが高まるイベント時期(=検索ボリュームが増加する時期)をトレンドで分析し、広告宣伝費の投下量を調整
(※)補足:コンバージョン値をもとに最適化する媒体という特性上、コンバージョントラッキングやコンバージョンポイントを適切に設定・設計することが望ましい。

2. お客様の業務工数90%以上削減に成功

社内業務は格段に減少

リスティング広告は設定や分析、入稿などとにかく作業が多い上に仕様が頻繁に変更されるため、自社で運用する場合はどうしても担当を一人専任で付ける必要があると感じています。

自社で運用する場合の人件費とのバランスを考えても、最適な状態ではありませんでした。

広告運用を依頼してからはキーワード選定やレポート作成など今まで自社でやっていた業務から手が離れ、核となる部分を伝えるだけでよくなりました。

社内でおこなっていた業務が格段に減少したと感じています。

株式会社アイフィスジャパン様 削減した業務内容例

3. 今後の展望

専門家に任せるほうが効率的

今まで書籍やインターネットから独学で運用していましたが、問題点を洗い出すだけでも時間がかかりますし、どのように改善すればよいかなどの個別事情については調べようにも限界があるのでスピーディーな運用とは言えない状況でした。

運用を依頼してからは専門家にお願いできるので時間は短縮できるし、配信データを分析する場合もどこに着目してよいか自社運用では分からなかった部分もプロの知見で改善案を提出してもらえるので効率的だと感じています。

広告において運用方針やウェブサイトの方向性を改善する必要がある場合は、事前に上司に説明して承諾を得てからでないと進められないという会社や部署も多いのではないかと思います。

外部に委託していたとしても社内で把握する必要はあるので、引き続き効率よく仕事ができるようにしたいと思います。

▼参考:自社運用と代理店運用の比較
自社運用 代理店運用
費用 ○:自社の人件費のみ 代理店の運用委託費(相場:月額広告費の20%)+一部自社の人件費
事業理解 ○:担当者の能力によるが、一般的に理解できていることが多い 広告主の事業モデル・収益構造・顧客に対する理解が低い
スピード感 ○:担当者の能力によるが、社内で完結するため、スピード感がある 外部に委託している構造上、代理店側の優先順位や業務状況によりスピードが落ちやすい
情報の鮮度 自分たちで情報収集できないと下がりやすい ○:一般的には高い
ノウハウ 自分たちでノウハウを蓄積するには一定の限界がある ○:今までの勘や経験に基づいた成功パターンや効果の出やすい法則性を理解していることが多い
工数 自社運用の場合は社内工数100%になるため、業務が圧迫される ○:広告運用業務が10%以下になるため、本業に専念しやすい

4. 最後に

お話ありがとうございました。

今回は「自社で運用しているリスティング広告を委託して業務効率化したい」との想いからご相談いただき、弊社にてリスティング広告の運用代行をさせていただきました。

レポート作成やキーワード選定などの広告運用業務を弊社にお任せいただけたことで、お客様側の負担を軽減し、本業に専念できる環境づくりのお手伝いができたのではないかと思います。

現在自社運用で時間がかかっている割に成果がなかなか出ず、代理店運用への切り替えを検討されている方はぜひ一度弊社にご相談ください。

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