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広告運用で困ったところを直接教わることができました

ケアコラボ株式会社ケアコラボ株式会社

介護記録システム『ケアコラボ』を開発されているケアコラボ様。全国の介護サービス事業者にシステムの導入支援、運用までの包括したサービスを提供されています。過去にはアウトバウンド営業を中心に新規開拓をおこなっていましたが、効率の悪さからWebマーケティングに方向転換。「運用にあたって困った点の解決策をプロに教わりたい」との想いから、ケアコラボ様が現在運用されているGoogle広告のコンサルティングをさせていただくことになりました。

さて、本インタビューでは、ケアコラボマーケティング責任者の岡部様にお話をお伺いしました。「自分たちで広告の効果をもっと上げたい」「広告費を削減したい」とお考えの方はぜひ参考にしてください。

ユニアドが取り組んだこと

実際にケアコラボ様のGoogle広告アカウントにログインできるようにしていただき、弊社でアカウント分析をおこないました。

アカウント分析内容

  • キャンペーン設定の見直し
  • 広告グループ設定の見直し
  • キーワード選定の見直し
  • 広告/アセットの見直し
  • 属性別データ(年齢/性別)の分析
  • 地域別データの分析
  • 検索クエリデータの分析 etc.

弊社では上記のアカウント診断を実施し、先方にお伝えした改善点は以下のとおりです。

キャンペーンをひとつにまとめる
Google広告ではデータを集約し機械学習することでより効果的な運用が可能です。キャンペーンを複数個に分けてしまうとデータが分散してしまいます。今回は必要以上に細かくキャンペーンを分けて作成していたので、複数のキャンペーンをひとつにまとめるようにしました。
広告見出しに社名やサービス名を入れる
サーチコンソールの過去6ヶ月間のデータからケアコラボと検索されている回数が多く、業界内でケアコラボ様の認知度が高いことが判明しました。そのため、広告文の見出しに【ケアコラボ】と文言を入れることでクリック率を1.82%→4.10%に上昇させることができました。

ケアコラボマーケティング責任者の岡部様に抱えていた課題とコンサルティングのご依頼に至った経緯、今後の展望についてインタビューしました。

お客様の声

1. 抱えていた課題と導入の経緯

外部に委託するだけの費用対効果があるのか分からなかった

コンサルティングの実績、ケアコラボ株式会社様のインタビュー画像

ケアコラボ株式会社
マーケティングマネージャー 岡部様

弊社では自社でリスティング広告を運用しており、過去に運用を依頼するためいくつかの会社に問い合わせをしましたが、現在弊社で運用している予算では外部に委託するだけの費用対効果があるのか分からず、依頼には至りませんでした。

ある会社では広告費10万円を依頼した場合の手数料は2万円かかると言われました。手数料が安すぎるため広告会社も割に合わず、きちんと運用してくれないだろうと思いました。別の会社では最低出稿金額が100万円以上かかると言われたこともあり、金額の条件が合わず断念しました。

困ったところをスポットで教えてくれる会社を探していた

実際に自分で運用したときに「管理画面の各指標が他社と比較してどうなのか」「どの数値に着目して改善すればよいのか」といった細かな部分で分からないことが出てきてしまい、困ったところを教えてくださる会社を探していました。

過去に運用を依頼しなかった理由

  • 少額予算の場合、外部に委託するだけの費用対効果があるのか分からなかった
  • 広告運用の経験が少しあったので、自分でもできると判断した

2. コンサルティング後、CTR225%アップを達成

具体的な改善が導き出せることを実感

自分で運用をおこなっていたときは、管理画面の数値を見ても他社と比較して高いのか低いのかが分からず、どこに改善の余地があってどのように改善すればよいのか分かりませんでした。

今回のコンサルティングを通して、専門家に自社の運用を見てもらうことで社名キーワードが予想以上に検索されていることが判明し、広告の見出しに入れるだけでクリック率が大幅に上昇しました。広告結果の数値と検索キーワードの分析からクリック率にまだまだ改善の余地があり、具体的な施策が導き出せることを実感しました。

コンサルティング前後のデータ比較(データ計測期間:各1ヶ月間)

CTRCVR
変更前1.82%非公開
変更後4.10%非公開
ポイント①:見出しのうち5個に社名やサービス名が入っているか
ポイント②:見出しのうち10個に検索キーワードで使用している文言が入っているか

※BtoBの案件の場合、クリック率は高ければ高いほどよいというわけではなく、適切なユーザーが流入しているか検索語句のチェックや広告見出しに工夫が必要です。

できるところは自分でやりたい

広告運用を外部に委託する場合は、弊社のような少額予算ではきちんと運用してくれないのではないかという懸念だけではなく、自社の戦略やビジョンを正確に伝えられるかどうかなどいくつかの問題点があるように思います。

一方で、広告運用に必要な知識やノウハウを習得できるコンサルティングは、自社で納得がいくまで時間をかけて改善できるため、現状では外部委託よりも良い選択肢ではないかと考えています。今回のような相談はどうしてもスポットで出てきますし、場合によっては2ヶ月に1回とかになるかもしれないので、期間の縛りがないのはありがたかったです。

3. 今後の展望

リード数増加のための新たな施策を

私たちは福祉の現場の方々のことが大好きで、少しでも応援したいという気持ちでサービスの改良に日々努めています。『ケアコラボ』が広まれば社会をよりよくできると考えており、そのためにもリスティング広告はより一層力を入れていきたいですね。

1ヶ月あたりの問い合わせ数を10件増加させることを目標に掲げています。現在は検索広告を中心に取り組んでいますが、将来的にはリマーケティングにも挑戦したいと考えています。現状の課題は問い合わせページからの離脱が多いので、改善することでさらなる拡大を目指していきたいです。

今後の広告運用における課題

  • 検索広告以外の実施(例:リマーケティングなどディスプレイ広告施策)
  • 問い合わせページからの離脱率の改善

4. 最後に

お話ありがとうございました。今回は「運用にあたって困った点の解決策をプロに教わりたい」との想いからお問い合わせをいただき、弊社にてGoogle広告のコンサルティングをさせていただきました。弊社の広告運用や想いについても共感していただき、大変嬉しく思います。

弊社のコンサルティングは広告代理店に依頼するほどの広告費ではないとお考えの方を対象にサービスをおこなっています。少額予算で広告を効果的に運用したいという方はぜひ一度弊社にご相談ください。

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