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  • コンサルティング

Google広告を見直すことで具体的な改善点を発見できました

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株式会社オフィックス株式会社オフィックス

オフィスにまつわるインテリア販売、設計施工や内装工事など、働く環境づくりを幅広くサポートするオフィックス様。

Webミーティングの際に便利な個室型防音ブース『Kolo(コロ)』の販売など、リモートワークの普及で働き方が変化するお客様のニーズに合わせたサービスを提供されています。

今回は独学でおこなっていたGoogle広告の運用をプロの視点で見直してほしいとの想いから、コンサルティングをさせていただくことになりました。

さて、本インタビューでは、オフィックスの出口様にお話をお伺いしました。

「広告運用の効果が出ているのか分からない」
「予算を抑えつつ効果を改善したい」

とお考えの方はぜひ参考にしてください。

コンサルティングの成果

株式会社オフィックス様実績比較画像

主に入札戦略やキーワード選定、アトリビューションモデルの変更によってわずか1ヶ月間という短期間でCV142%アップを達成しました。

弊社にて取り組んだ内容は下記の3点です。

1. 入札戦略の変更
今回は新規からの問い合わせ数の増加を目的とされていたため、お客様の意図に沿った入札戦略になるように変更しました。
改善前:「クリック数の最大化」→改善後:「コンバージョン数の最大化」
2. マッチタイプが重複しているキーワードの削除
同じキーワードでマッチタイプが重複しているとデータが分散し、学習スピードが低下する可能性があるため、部分一致キーワードをのみになるように変更しました。
改善前:「完全一致」+「部分一致」→改善後:「部分一致」
3. アトリビューションモデルの変更
アトリビューションとは、コンバージョンに至るまでにユーザーが検索した語句にそれぞれ貢献度を割り振ることです。最後の検索クエリの貢献度を自動的に最大とするラストクリックでは、間接的に貢献したキーワードを評価することができないため、アトリビューションモデルを変更しました。

お客様の声

取り組み前に抱えていた課題について出口様にインタビューしました。

株式会社オフィックス 出口様

インタビューしたお客様

株式会社オフィックス 出口様

1. 取り組み前の課題とご依頼の経緯

現在のやり方に根本的な疑問

広告運用に関して素人だったので、YouTubeやブログで勉強して運用していました。

例えば、コンバージョン設定の仕方などと検索すればピンポイントで疑問が解決できますが、「そもそもこの運用で正しいのか」といった根本的な疑問については、正しい情報の見極めが難しく感じました。

小さな会社では頼みづらい

以前広告の運用代行を依頼していたのですが、あまり効果が出ず慎重になっていました。

弊社のような月10~15万円という少額の予算で運用を依頼しても片手間でやられてしまうのでは、という懸念もありました。

そこで、自分で運用しながらも見直してくれるサービスを探すことにしました。

  • 設定など具体的な疑問は自分で解決できるが、広告運用の方針に関する疑問は解消されなかった
  • 効果を上げるために何をすればよいか分からなかった
  • 少額予算では運用代行を委託しても片手間でやられてしまうのではと懸念があった

2. コンサルティング後、CV142%アップを達成

広告運用の改善と相互作用した

変更直後は一時効果が下がったものの、次月には入札戦略の変更が効果的だったのか問い合わせが1.5倍になりました。

需要の高まりも作用しているとは思いますが、少しの設定変更で広告の改善を実感しました。

広告運用における効果的な取り組み

【コンサルティング前後のデータ比較(データ計測期間:各1ヶ月)】
CV CPA CVR コスト
コンサル前 12.6 7,575 1.67% 95,780
コンサル後 18.0 6,966 2.71% 125,387

自分で運用するスピード感

自社で運用するメリットとしては費用面の次にスピード感が大きいです。

弊社では価格や仕様の変更が頻繁にあるのに加え、決算月だから一気に予算を増やそう、と突然社内で決定することもあるので、外部との打ち合わせや確認の段取りなしに変更できるのが自社運用の良さだと思います。

3. 苦労した点

広告と営業を同時に担当

苦労した点では広告と営業を同時に担当しているので、営業が忙しくなると広告に手が回らず、期日までに出稿できなかったりすることもあるなどの体制面になるかと思います。

一方で、営業担当として実際に問い合わせをいただいたお客様と打ち合わせができる立場は強みだと感じています。

例えば、どういった理由でお問い合わせいただいたのかを直接お伺いし、その内容を広告に反映できるので、良い相乗効果を生んでいると言えます。

■顧客の声を広告に活用した成功事例
例①:「1.7万円」を押し出す広告に変更したところ問い合わせ数が増加
例②:ショールームの写真をページ中ほどから移動すること外観をイメージしやすい

4. 今後の課題

広告とランディングページの工夫

ランディングページがきっかけで問い合わせに繋がることが多いので、広告だけでなくその先のランディングページも重要です。

オフィスのレイアウトに凝っている企業様がターゲットになるため、ランディングページのデザインや商品の画像だけではなく、実際オフィスに防音ブースを置いたときの画像を掲載することで、視覚的にイメージを伝えるように工夫しています。

引き続きGoogle広告を運用しながらスキルを磨きつつ、FacebookやInstagramにも広告を配信し、より露出を増やしたいと考えています。

▼オフィックス様のサービスサイト
オフィックス様のサービスサイト

仕事への想い

現在は在宅ワークも増え、企業としてはリモートワークを推奨しつつも会社に来てもらえるような居心地の良いオフィスを創ろうと努力しているのが垣間見えます。

そのためにはWebミーティングの際、話している内容を聞かれて恥ずかしいとか、騒音の問題を気にせず働ける場所づくりが大事になります。

弊社の取り扱う防音ブースを置くことで、落ち着いて打ち合わせに取り組むことができます。

実際に導入していただいたお客様からも、このブースのおかげで心おきなく声を張って商談ができる、といった声をいただけるのが私の励みです。

5. 最後に

お話ありがとうございました。

インタビューさせていただいた出口様は広告運用の担当者に自ら立候補され、ウェブで情報収集しながら独学で運用されていましたが、今回弊社にておこなったアカウント診断によって、具体的な改善点が浮き彫りになったと評価していただきました。

「自分たちの広告運用が正しいか分からない」という漠然とした疑問に対して、課題解決のお手伝いができたのではないかと思います。

Google広告の効果をどのように判断し、何を改善すればよいか分からないという方はぜひ一度弊社にご相談ください。

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