- コンサルティング
Google広告を見直したら問い合わせ数が増加しました

サイボウズ社が提供する「kintone(キントーン)」を活用したシステム開発、導入サポートをおこなうジョイゾー様。主力サービスの『システム39』では、お客様の悩みを聞きながらその場でシステムを開発し、スピーディーな対応で多くの顧客の業務効率化に貢献されています。すでに自社にて運用されていたGoogle広告のご予算を増やし今後注力するため、広告運用の見直しをおこないたいとの想いから弊社にてコンサルティングをさせていただくことになりました。
さて、本インタビューではジョイゾー代表取締役社長の四宮様にお話をお伺いしました。「自己流でおこなっているGoogle広告の運用を見直したい」「自社でノウハウを蓄積したい」とお考えの方はぜひ参考にしてください。
ユニアドが取り組んだこと
結論として、コンサルティング前後の結果は以下のとおりです。
概要
- 媒体:Google広告
- コンサルティング期間:1ヶ月間

【コンバージョン数】
コンサル前:8件→コンサル後:15件
主にグルーピング設計やキーワードの網羅、レスポンシブ検索広告の見直しによってわずか1ヶ月間という短期間でCV189%アップ、CPA40%削減を達成しました。
- 適切なグルーピング設計になるよう修正
- 同じ検索意図のキーワードがカタカナ表記と英語表記で別々の広告グループにて設定されている状態からグループをまとめることで、データが蓄積しやすいアカウント構成に変更しました。
- コンバージョンカウントの変更
- 「すべてのコンバージョン」から「初回のみ」に変更しました。「すべてのコンバージョン」では、サンクスページでユーザーが誤って再読み込みした場合、意図しないコンバージョンも追加でカウントされてしまうため、お客様の課題に合わせて改善しました。
- キーワードの網羅
- 検索キーワード(=管理画面に設定しているキーワード)と検索語句(=ユーザーが実際に検索した語句)の完全一致率を引き上げるため、新規キーワードの追加を提案しました。
ジョイゾー代表取締役社長の四宮様に抱えていた課題とコンサルティングのご依頼に至った経緯、今後の課題についてインタビューしました。
お客様の声
1. 抱えていた課題と導入の経緯
自己流でズルズルとやってしまっていた

株式会社ジョイゾー
代表取締役社長 四宮 靖隆様
自分で広告運用を進める中で、疑問が湧いたときは書籍やネット検索で極力最新の情報を、と思って探したりしましたが、自社たちでは解決できず、正しいやり方がはっきりしないまま自己流でズルズルとやってしまっている感がありました。
運用代行ではうまくいかなかった
数年前に一度外部に運用をお願いしたことがあるのですが、業界や弊社の特徴が反映されていないと感じました。もちろん我々の会社のことを隅々まで理解するのは難しいと思いますし、業界を知らない第三者だからこその視点も欲しいと考えていましたが、テンプレート的な印象を受けました。自分たちの業界知識を活かして自社でやってみようと決断しました。
運用代行ではなくコンサルティングを選んだ理由
- 会社の業務内容や特徴をキーワード選定や広告に反映したい
- 自社を一番理解している経営者が最初は自分で広告を運用するのがベスト
- 広告の修正点や気付きをすぐに反映できるスピード感
2. コンサルティング後、CV数189%アップ、CPA40%削減を達成
アカウントの見直しで効果が改善
キーワードの網羅と除外キーワードの設定、レスポンシブ検索広告の作り方を根本的に見直した効果が出ているのかなと考えています。
ポイント②:不要な検索語句を除外キーワードとして追加する
効果を数値で実感
検索した際に上位掲載される割合が増加したという印象があります。ウェブからの問い合わせ数自体も増加しました。今回コンサルティングによって広告運用を見直したことは大きいとは思いますが、ユーザーにとって使いやすいデザインであったり、申し込みページまでの誘導を増やすといったウェブサイトの工夫など他の施策も組み合わせることも重要だと考えています。
▼ジョイゾー様のサービスサイト
誰よりも会社を理解している経営者が自ら広告運用を
広告の専門家のアドバイスを受けられるような会社を探す中で、ユニアドHPの「まずは経営者が広告運用をおこなうのがベスト」という文言が目に留まりました。確かに自社を一番理解し、誰よりも熱量のある経営者がおこなうのは理にかなっていると考え、まずは自分で広告を運用しようと決心しました。
現在も自ら週1でキーワードの見直しをしていますが、スピーディーに修正できるのは自社運用ならではです。ノウハウは今後社内のメンバーに引き継いでいく予定です。
同じ名前のスクーターの製品を発見 → キントーン 中古などを除外
3. 今後の課題
業界の流行を意識した運用とウェブ対策のさらなる強化
例えば、現在は「DX」「伴走支援」などが我々の業界で刺さるワードだと感じますが、2~3年も通用するわけではない、と実際にビジネスをしていると分かります。広告運用の適正化を引き続きやっていくために、業界のトレンドは意識して取り入れていこうと思います。
私たちの会社には営業部がなく、案件はインバウンドで獲得しているという特徴があるので、ウェブからの集客は今後も重要になります。弊社ではすでにメディアに注力しているので、SEO対策も含めて継続しておこなっていきたいです。
参考:BtoBマーケティング活動におけるオフラインとオンラインの比較
下記はBtoBマーケティング活動におけるオフラインとオンラインの比較です。特に高単価・無形商材を取り扱うBtoB企業はリモートワークの影響もあり、オンライン化が加速していると言えます。
オフライン | オンライン | |
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見込み顧客の獲得 | ・展示会 ・セミナー ・テレアポ/名刺獲得 ・FAX/郵送DM | ・ブログ/コラム記事 ・ホワイトペーパー ・検索エンジン対策(SEO) ・検索広告 ・Meta広告(主にFacebook) ・ランディングページ ・専用サイト(サービスサイト) ・SNSアカウント ・YouTubeアカウント ・ウェビナー ・フォームDM |
見込み顧客の育成 | ・勉強会 ・インサイドセールス ・追加セミナー ・DM送付 | ・ウェビナー ・MA導入/活用 ・シナリオ設計/メール配信 ・スコアリング ・コンテンツ(ウェブ/動画) |
4. 最後に
お話ありがとうございました。今回は「Google広告の運用を見直したい」と弊社にご相談いただき、コンサルティングを実施した結果、問い合わせ数が増加しました。広告運用を地道におこない、さらに理解を深めようと真摯に向き合われる四宮社長にインタビューを通じて大変勉強させていただきました。
Google広告に自らの業界知識を反映しながらも、プロから効果的な運用のアドバイスをもらいたいという方は、ぜひ一度弊社にご相談ください。
株式会社ジョイゾー:https://www.joyzo.co.jp/
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