こんにちは。
今回は、GDN・YDNのバナー広告の効果的なデザイン要素とサイズについて解説したいと思います。

バナー広告はひとつひとつ異なりますが、効果の良いデザイン要素とサイズはあらかじめ勝ちパターンが決まっています。それでは見ていきましょう。

効果的なデザイン要素

バナー広告のデザイン要素は、大きく下記4つのポイントをおさえると効果的です。

  • 会社のロゴ:会社名もしくはロゴを記載
  • メインイメージ:写真もしくはイラストでわかりやすいもの
  • メインコピー:なるべく目立つ位置に大きな文字で
  • 誘導ボタン:『詳しくはこちら』などのボタン

効果的なバナーサイズ

  • 300×250
  • 336×280
  • 728×90
  • 160×600
  • 468×60
  • 320×50(スマホ)
  • 320×100(スマホ)

バナー広告のサイズの種類は数多く、GDNのバナー広告のサイズは全部で15種類以上存在します。すべてのサイズを網羅するとなると、費用も時間もかかってしまうので、下記の主要サイズの作成をおすすめします。

広告掲載しやすいバナーサイズのみ作成したほうが効率的といえます。

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バナー広告の作成において気をつけるべき6つのポイント

実際にバナー広告を作成する際、気をつけるべきポイントを解説します。

1. 伝えたい内容はシンプルに

たくさん自社の商品(サービス)を知ってほしい!気持ちは本当によくわかりますが、ぐっとこらえてください。1つの広告にいくつも訴求を加えると何を訴求したい広告かわからなくなってしまいます。

訴求ポイントが多くなってしまう場合は、いくつかの広告に分けて配信してみましょう。それぞれの広告の訴求が伝わりやすくなるだけではなく、どのような訴求の反響が高いかを知ることもできます。

2. 過去の検証結果を根拠に

バナー広告を作成する際は、仮説や経験だけではなく、過去の実績を検証するようにしましょう。インターネット広告はパフォーマンスを可視化することができるので、数字を見て判断することが重要です。

3. 自社の強みを深掘りする

「実は、オフラインではこんな人にも売れてるんだよ」
「この商品って○○社と似てるけど、△△なところが○○社よりも優れててコアなお客さんしか知らないんだよね」
といった現場の意見が強みの深掘りや新たな発見につながりますので、現場の声を広告に活かすことも心がけてください。

リアルとオンラインでは、売れる商品が異なることが少なくないので、どちらの意見も総合的に判断することが重要です。

4. ターゲットを明確にする

どのような人に商品を知ってほしいか具体的にイメージして、クリエイティブごとにストーリーを作りましょう。目に見えないインターネットユーザーをペルソナ化することによって、ターゲットがより明確になります。

例えば、20代~40代女性がメインターゲットの化粧品(価格は中~高)の場合に、下記のようなペルソナを想定し、それぞれに合ったバナー広告を作成します。

ペルソナ分析の例
  • 28歳OL
  • 年収350万円
  • 実家暮らし
  • 父親は現役で裕福な家庭で育つ
  • ハイブランドを好み、周りからの評価が重要
  • 身に付けるものは本物志向で質重視

5. ランディングページとの整合性を心がける

バナー広告は、飛び先と対になるので、クリックする前からランディングページの情報を正しく想起させる必要があります。

例えば、以下のようなケースを想定します。

「りんご 大特価」と広告にはあるが、遷移先では、リンゴに関するコンテンツは薄く、一方でみかんの大特価に関するサイトだった。

この場合、ユーザーが求めている情報と違うため、離脱の原因となってしまう可能性があります。ユーザーの離脱を防ぐためにも、バナー広告のデザインとランディングページの内容の整合性が重要となります。

6. ABテストをする

バナー広告を同時に2~3本配信(ABテスト)することをおすすめします。ABテストをすることによって、どちらのバナーの効果が良いか検証することができます。

クリック率を高めるための心理学

実際にバナーを作成してみても、なかなかクリック率が上がらないと悩んでいませんか。ユーザーのクリックを促す仕掛けの方法のひとつとして、心理学を活用したバナー広告の作成方法をご紹介していきます。

1. 認知的不協和

人は、自分のこれまでの価値観や、行動と矛盾する事実に直面すると、不快な感情となります。この矛盾を解消するために、どちらか一方を否定するように働きますが、これを認知的不協和といいます。

例えば、あなたはダイエット中にケーキを食べたとします。ケーキを食べると太ることは当然あなたは知っています。つまり、「太ることは分かっているのにケーキを食べてしまう」という矛盾した状態にあります。

この矛盾を解消するために、「1日頑張ったご褒美」とすることで、自分自身を正当化するようになるのです。

これをバナー広告のメインコピーに応用すると、

辛い運動せずに、好きなだけ食べてダイエットするなら

人は、矛盾した2つの事象を提示した際に、この矛盾を解消するために、「運動」を否定します。そして、「好きなだけ食べてダイエット」を正当化することで、ユーザーは納得するようになります。

2. 権威への服従原理

人は、権威のあるものを正しいと判断してしまう傾向にありますが、これを権威への服従原理といいます。

「一般人Aさんの発言よりも大学教授のBさんの発言の方が信頼性が高い」など権威あるものを正しいと判断してしまう傾向があります。

これをバナー広告のメインコピーに応用すると、

有名大学教授も勧める勉強方法

有名大学の教授が進める勉強方法なら、信頼できそうだと訴えかけることができます。

3. ハロー効果

ある対象者を評価する際に、対象者が持っている目立つ特徴にひっぱられ、他の特徴についての評価にバイアスが掛かってしまう現象をハロー効果といいます。

ハロー効果には、ポジティブハローとネガティブハローの要素があります。

  • ポジティブハロー:対象者を評価する際に、特定の項目の評価が高いと、他の項目の評価も高くなる現象
  • ネガティブハロー:対象者を評価する際に、特定の項目の評価が高いと、他の項目の評価は低くなる現象

これをバナー広告のメインコピーに応用すると、

数々の受賞歴を持つ老舗洋菓子の最新作が登場!

「数々の受賞歴」のキャッチコピーにより、ユーザに良い印象を与えることができます。数々の受賞歴を持つ老舗洋菓子の最新作の洋菓子ならきっと美味しいのだろうと訴求することができるようになります。

4. カリギュラ効果禁止型

カリギュラ効果とは、人間は物事を禁止されるとかえってその行為をやりたくなってしまうという心理現象のことです。

この現象をバナー広告のメインコピーに応用すると、

髪に悩みがない人は見ないでください。
これは反則でしょ!特許取得サプリメントでこんなに早く痩せるなんて!

「禁断」や「反則」「ダメ」「見ないで」など禁止を表す表現はたくさんありますので、興味を引きたいときには一度使用してみてはいかがでしょうか。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
効果の良いデザイン要素や効果の良いサイズ、バナー広告を作成において気をつけるべきポイント、心理学なども駆使してみてください。

実際のところ、どのクリエイティブが正解かは、掲載してみないとわからないことも少なくないので、試行錯誤しながらよりよい広告になるよう、ブラッシュアップしましょう。

それでは、今後のバナー広告の展開にお役立てください。