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【完全版】Google広告エディターの使い方:作業効率を上げる

【完全版】Google広告エディターの使い方:作業効率を上げる
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※このページは2020年1月28日に更新されました。

「Google広告のエディターの使い方がよく分からない」
「管理画面からの設定や変更に時間がかかっている」

この記事はそのような方向けに書いています。

こんにちは、社長兼マーケター兼ユーチューバーの中釜(@keitanakagama)です。
リスティング広告に携わり12年になりますが、Google広告エディターについての情報を探している方が多かったので記事にしました。

中釜 啓太
中釜 啓太
今回はGoogle広告エディターの使い方について解説します

ピンポイントで知りたい方のために目次を記載していますので、見たい項目をクリックすると便利です。

それでは解説していきます。

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Google広告エディターとは

Google広告エディターとは、広告の入稿や編集などの作業がオフラインで一括でおこなえるアプリケーションです。

無料でダウンロードすることができ、上手く使いこなすことができれば作業の効率が何倍も上がるので、広告運用において「Google広告 エディター」は必要不可欠のツールです。

以下のことが実施できます。

  • オフラインでのアカウント設定の変更
  • 複数のアカウントの同時管理・編集・表示
  • アカウント内のテキストの検索・置換
  • キャンペーンや広告グループの作成・コピー・複製・移動
  • 広告文、キーワード、URLの一括追加・削除・変更
  • ファイルのエクスポートやインポートによる変更

流れとしては、①アカウント情報をダウンロード → ②エディター上で入稿、編集 → ③アカウントにアップロードします。

まずはエディターをダウンロードする必要がある

Google広告エディターの利用方法を説明していきます。

1. まず、Google広告エディターのサイトで、エディターをダウンロードします。
エディターのダウンロード方法1

2. Google広告エディターを開くと、ホーム画面が表示されます。次に、アカウントの連携が必要です。
エディターのダウンロード方法2

3. [追加]をクリックします。
エディターのダウンロード方法3

4. [ブラウザを開いてログイン] > [許可]をクリックします。
エディターのダウンロード方法4

5. 認証コードが表示されるので、コピーします。
エディターのダウンロード方法5

6. 別のタブで、認証コードの入力が要求されているので、コピーしたコードを貼り付け[OK]をクリックします。
エディターのダウンロード方法6

7. ダウンロードしたいアカウントを選択し[OK]を選択すると、「ダウンロードを確認」が表示されるので、[すべてのキャンペーン]を選択して[OK]クリックするとダウンロードが始まります。
エディターのダウンロード方法7

Google広告エディターの注意点

Google広告エディターを使うときの注意点は3つあります。

  • 注意点①:毎回必ず[最新の変更を取得]を実行する
  • 注意点②:編集するアカウントに注意する
  • 注意点③:インポートの設定を確認する

注意点①:毎回必ず[最新の変更を取得]を実行する

Google広告エディターを使用する際は、毎回必ず[最新の変更を取得]を実行して、最新の状態に更新してから操作をおこなってください

[基本]ではすべての項目が更新されないので[詳細データ]を選択することをおすすめします。

注意点1

注意点②:編集するアカウントに注意する

複数のアカウントを所有していると、意図しないアカウントを編集してしまうミスが懸念されます。

現在、ログインしているアカウントを把握するためには、左上にあるメールアドレスとお客様IDで確認することができます。

注意点2

注意点③:インポートの設定を確認する

インポートの設定をすることで、同じ広告文でも、表示URL・最終ページURL・パスが異なる場合は新しい広告を作成することができます。

インポートの設定がデフォルトの状態だと、新しいURLやパスに変更されるだけになるので注意が必要です。

[広告運用ツール] > [設定]から設定を変更します。

注意点3

使い方:検索広告は、一括アップロードで効率化

では、具体的な設定方法や使い方を、まずは検索広告から説明していきます。

1. キャンペーンの追加・設定をおこなう

1. 左下でキャンペーンを選択 > [キャンペーンを追加] > [検索 個 のキャンペーンを追加]をクリックします。
検索広告の設定方法1

2. 作成されたキャンペーンを選択 > 右の[選択したキャンペーンの編集]でオンラインの管理画面と同様に必要項目を埋めていきます。エラーがあると画面の下部に表示されます。
検索広告の設定方法2

2. 広告グループの追加・設定をおこなう

1. 左下で広告グループを選択 > [広告グループを追加]をクリック > 右の[選択した広告グループの編集]で必要項目を埋めていきます。
検索広告の設定方法3

3. キーワードの追加・設定をおこなう

1. 左下でキーワードを選択 > [キーワードを追加]をクリック > 追加したい広告グループにチェック > [OK]をクリックします。

キャンペーンや広告グループと同様に、右の[選択したキーワードの編集]で、キーワード・マッチタイプ・入札単価などを入力します。
検索広告の設定方法4

4. 広告文の追加・設定をおこなう

1. 左下で広告を選択し(今回は拡張テキスト広告) > [拡張テキスト広告を追加]をクリック > 追加したい広告グループにチェック > [OK]をクリックします。

右の[選択した拡張テキスト広告の編集]で、見出しや広告文などを入力します。
検索広告の設定方法5

5. アカウントに送信する

1. 右上[送信]をクリック > プレビューを確認し[送信]をクリックします。
検索広告の設定方法6

6. 一括で追加・設定をおこなう

Excelを使用してCSVファイルを作成し、アップロードすることで、多数の追加・変更が一括でおこなえます。

1. エクセルの1行目にヘッダーを入れ、2行目移行に追加・変更したい内容を記入していきます。(※ヘッダーは英語で記載する必要があります。詳しくは、Google広告エディターヘルプの「CSVファイルの列」をご参考ください。)

キーワード単位で変更したい場合、広告を変更したい場合は、下図のように同じ広告グループでも行を分けるか、別のCSVファイルを作る必要があります。

検索広告の設定方法7

2. Google広告エディターで[アカウント] > [インポート] > [ファイルから]もしくは[テキストを貼り付け]をクリックします。
検索広告の設定方法8

ファイルからの場合

作成したCSVファイルを選択 > インポート > [変更を終了して確認]をクリックします。

テキストを貼り付けの場合

エクセルの記入した内容をすべて(ヘッダー含む)コピー > エディターの「複数の変更画面」で貼り付け > [処理] > [変更を終了して確認]をクリックします。
検索広告の設定方法9

3. 変更内容を確認し、[承認]をクリックします。
検索広告の設定方法10

Google広告エディターの便利な機能

Google広告エディターで使える便利な機能を2つご紹介します。

  • 機能①:キャンペーンの移動
  • 機能②:画像の一括ダウンロード

機能①:キャンペーンの移動

Google広告エディターでは、別のアカウントのキャンペーンや広告グループをコピーできます。

アカウントツリーで該当のキャンペーン・広告グループを右クリックし、以下を実施します。

  • 設定と内容も全てコピーする場合:[コピー]を選択
  • 設定のみをコピーする場合:[シェルをコピー]を選択
  • 現在のアカウントから削除して別のアカウントに追加する場合:
    [シェルをコピー]を選択 > 貼り付けたいアカウントで[次に貼り付け]を選択

機能②:画像の一括ダウンロード

Google広告エディターでは、インポート済みの画像をエクスポートすることができます。

ディスプレイ広告のキャンペーンを選択し、右上の[アカウント] > [エクスポート] > [選択したキャンペーンと広告グループをエクスポート]で実施できます。

保存する際に、ファイルの種類を[ZIPに圧縮されたCSVファイルと画像(*,zip)]に変更してから保存してください。

まとめ

本記事で解説した「Google広告エディターの使い方」は以下のとおりです。

最初はいまいち使い方が分からず時間がかかってしまうかもしれませんが、一度慣れると絶対効率が格段に上がるので、まずは試してみることをおすすめします。

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この記事を書いた人中釜 啓太

株式会社ユニアド代表取締役。
大学卒業後プロのミュージシャンを目指して上京するも、思ったより早めに資金が底をつく。その後、広告代理店でWebマーケティングの経験を積み、2015年株式会社ユニアドを創業。
運用型広告をもっと知りたい方に、役立つ情報をお届けしています。