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リスティング広告の費用はいくら?相場と実際の決め方を徹底解説!

リスティング広告の費用はいくら?相場と実際の決め方を徹底解説!
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リスティング広告を始める際の大きな悩みの一つとして、「費用」があるのではないでしょうか。

「リスティング広告っていくら費用がかかるのか相場が知りたい」
「リスティング広告の費用ってどうやって決めたらよいのか分からない」

この記事はそのような方向けに書いています。

梅本
梅本
この記事を読めば、あなたがリスティング広告にかけるべき費用が分かります。

本記事の要点

  • リスティング広告費用の相場は、月20万円~50万円前後が多い。(業界や商材にもよる)
  • 代理店手数料は20%が多い。
  • 代理店に依頼する際には、いくらが妥当なのか代理店に相談してみるとよい。
  • 全く分からない場合は、20万円くらいから始めてみるとよい。
  • キーワード・地域・時間帯の設定などで広告費は抑えられる。

それでは詳細を説明していきます。

リスティング広告の費用の相場は月20万円程度が多い

  • リスティング広告費用の相場は、月20万円~50万円前後が多い。(業界や商材にもよる。)
  • 100万円前後やそれ以上のケースもあれば、10万円前後から始めるケースもある。

例えば、結婚式場の広告では月6万円で効果の出たケースもあります。

一方で、問い合わせに繋がりにくいキーワードに多く費用をかけてしまい、60万円ほどお金をかけても費用対効果のよい成果を得られなかったケースもあります。

最低30万円必要というのはウソ

他のところでは、最低30万円必要と書かれているところが多いです。
その理由として、最低出稿金額を30万円に設定している代理店が多いためです。

リスティング広告では、キーワードや地域、時間帯など細かい設定が可能なため、20万円程度で成果の出るケースも多々あります。

どうすれば広告費を抑えられるかは後半で説明しています。

広告費は成果目標から逆算するか、代理店に相談して決めよう

クライアント
クライアント
実際にどうやって広告費用を決めたらいいの?

では、実際にどう費用を決めていくのか。主に4つを紹介します。

広告費の決め方

方法①:率直に代理店に同じ業界の企業や競合がいくらかけているか聞く。

広告費にいくらかけるべきか全く分からない場合、一番手っ取り早い方法かもしれません。
業界専門の代理店はもちろん、経験や実績があれば素直にいくらくらいと教えてくれます。

ビジネスを展開する場所やブランド力、広告運用の目的などによってかかる費用は変わってきます!

私の経験した結婚式場での話ですが、地方であれば10万円くらいで効果がでるところもありますが、15万円くらいは欲しいところです。
都心であれば競合も多くなってくるので、20万〜25万円は必須だと思います。

方法②:獲得したい成果の目標から決める。

目標コンバージョン単価(=「商品購入」などの1つのコンバージョンに対してかけられる費用)から計算します。

目標コンバージョン単価の出し方

目標のコンバージョン単価は、粗利などから逆算できます。

例えば、1個10000円の美容クリームの場合です。

【例】販売価格(10000円)- 原価(5000円)- 粗利(2000円)= 1コンバージョンに費やせる費用(3000円)

となるため、コンバージョン単価が3000円以内だと粗利が減り、5000円を超えると赤字になります。

よく分からない場合は、代理店に相談すると教えてくれるとよいです。

計算式

目標コンバージョン単価×コンバージョン数=広告費

上記の美容クリームを1か月に30個売りたい場合、以下のようになります。

【例】目標コンバージョン単価(3000円)× コンバージョン数(30個)= 広告費(90000円)

方法③:クリック単価の相場から決める。

平均クリック単価はキーワード毎に決まっています。
狙いたいキーワードを先に全て決めて、それに基づいて広告費を計算する方法です。

計算式

平均クリック単価×クリック数=広告費

この方法には注意点もあります。

注意点

最初からキーワードもそれにさける金額も決めてしまうと運用改善のくびを絞める可能性もある!

なぜなら、運用していく中で注力していくキーワードも変わり、それによって各キーワードにかかる金額も変わるからです。

例えば以下のようなケースがあります。

表参道にある結婚式場だからという理由で、表参道 結婚式のキーワードを狙って広告を配信。
しかし運用する中で、競合もたくさんいて単価も高い表参道 結婚式より、競合の少ない別のキーワードにもっと予算をかけた方がよいと分かり、広告費が変わった。

方法④:ライフタイムバリューをベースに決める。

「ライフタイムバリュー」という最終的にお客さんがもたらしてくれる利益から考える方法です。

例えば、先ほどの1個10000円の美容クリームが赤字でも、1個20000円の美容マシーンと合わせて全体で利益が出ればよいのであれば、考え方はかわってきます。

【美容クリーム】
販売価格(10000円)- 原価(5000円)- 粗利(2000円)= 1コンバージョンの単価(3000円)
【美容マシーン】
販売価格(20000円)- 原価(10000円)- 粗利(4000円)= 1コンバージョンの単価(6000円)
【全体】
1コンバージョンの単価(3000円)+ 1コンバージョンの単価(6000円)= 1コンバージョンの単価(9000円)

というように、1コンバージョンの単価を9000円まで上げることができます。

代理店に依頼する場合の手数料は手数料率型で20%が多い

代理店に外注する場合には、広告費の他に手数料が発生します。以下3つの金額形体があります。

  • 形体①:手数料率型
  • 形体②:定額型
  • 形体③:成果報酬型

各金額形体の違いを説明します。

形体①:手数料率型

広告費に応じて手数料の金額が決まるタイプです。
一般的には20%が多いとされています。

手数料率型のメリット・デメリット

  • メリット:広告にかけた費用分のみ手数料が発生する。(少額なら少額の手数料)
  • デメリット:広告費が多いほど手数料も上がるので、成果関係なしに予算を使い切り、広告費の増加を提案してくる可能性がある。

形体②:定額型

広告費に関わらず、一定の手数料が発生するタイプです。

定額型のメリット・デメリット

  • メリット:多額の費用をかけても少額と同じ手数料しか発生しない。
  • デメリット:代理店は成果に関わらず一定の手数料が貰えるため、コンバージョンを増やそうという運用のモチベーションが低くなる可能性がある。

形体③:成果報酬型

成果に応じて金額が決まるタイプです。

成果報酬型のメリット・デメリット

  • メリット:費用対効果が明確になる。
  • デメリット:コンバージョン数を増やすために、架空のコンバージョンや受注に繋がらないコンバージョンも獲得する可能性がある。(例えば、既婚者や結婚式場を特に探していないユーザーから式場見学のコンバージョンをさせるなど)

広告費用を抑える方法9選

「リスティング広告の費用をもっと抑えたい」と考えている方のために、広告費用を抑える方法9選をご紹介します。

リスティング広告は、さまざまな設定を活用することで、少額でも成果は出せるのです。

広告費用を抑える方法9選

方法①:除外キーワードの設定をおこなう。

特に広告配信を始めたばかりのときは、予想以上に必要のないキーワードで広告が表示されています。
除外キーワードを設定し、無関係のキーワードでは広告が表示されないようにしましょう。

例えばヘアーサロンの広告の場合です。

除外するキーワード:キャンセル
広告が表示されないキーワード:○○サロン キャンセル

上記のように設定しておかないと、コンバージョンが発生しないユーザーに広告がクリックされ、無駄な費用が発生します。

方法②:部分一致キーワードの入札単価を低めにする。

部分一致のキーワードは、関係のない検索語句でも広告を表示させてしまう恐れがあります。
あまり多くの費用を部分一致キーワードに費やさないよう、入札単価を低く設定し制御することも可能です。

方法③:部分一致以外のマッチタイプも活用する。

部分一致のキーワードは対象となる範囲が広く、その分費用も大きくなります。
より範囲を絞った、「絞り込み部分一致」や「フレーズ一致」のマッチタイプも活用することで、より費用対効果を上げて広告の配信ができます。

方法④:品質スコアを上げる。

広告の掲載順位は、入札単価と品質スコアを掛け合わせた広告ランクで決まります。
品質スコアを高めることで、低い入札単価でも高い広告ランクを獲得でき、上位掲載が可能です。

社名 入札単価 品質スコア 広告ランク 掲載順位
自社 250 10 2500 1
A社 500 2 1000 3
B社 200 6 1200 2

品質スコアは以下の要素で決まります。

  • 広告のクリック率
  • キーワードと広告の関連性
  • ランディングページの利便性

キーワードと広告とランディングページの繋がりを意識することが大事です。

方法⑤:ロングテールキーワードを狙う。

ロングテールキーワードとは

検索ボリュームが少なくあまり検索されないけど、検索されるとコンバージョンに至る確率が高いキーワードのこと。

ロングテールキーワードを狙うことで費用対効果のよい広告配信が可能です。

例えば、以下の例の場合、銀座 イタリアン 予約銀座 ディナー パスタのキーワードに広告を配信するイメージです。

キーワード IMP CL CPC CV COST
東京 レストラン 10,000 120 500 3 60,000
銀座 イタリアン 予約 500 70 300 5 21,000
銀座 ディナー パスタ 300 50 200 4 10,000

方法⑥:配信地域を限定する。

広告の配信地域を限定するのも、広告費を抑えて効果的に広告を配信する一つの方法です。

例えば埼玉県大宮市にあるレストランの場合、以下のように配信できます。

大宮市やそのレストラン周辺に広告の配信を強化。
大宮周辺にあるその他の市は弱めて配信。

方法⑦:配信ターゲットを限定する。

配信地域だけでなく、ターゲット属性に基づいて配信をコントロールすることも可能です。年齢・性別・世帯年収などの項目が存在します。

例えば、脱毛サロンの広告の場合です。

35歳以下、女性と限定して広告配信。

方法⑧:リマーケティングリストを活用する。

リマーケティングリストとは

自社のサイトに既に訪問したことがあるユーザーを対象としたリスト。

一度サイトに訪問したことがあるユーザーは、興味を持ってもらっている可能性が高いため、少し安いクリック単価でコンバージョン獲得が期待できます。

例えば、新橋にある居酒屋の場合、以下のように配信ができます。

「新橋で宴会するなら」の広告文を経由してサイトに訪問したユーザーに向けて、広告文を「今ならお会計20%OFF」と特典訴求に変更して配信。

方法⑨:オーディエンスリストを活用する。

リスティング広告には、リマーケティングリストの他にも、さまざまな条件に基づいて設定できるオーディエンスリストがあります。
オーディエンスリストを活用することでより効果的に広告配信ができます。

オーディエンスリストの種類

  • 類似ユーザー: サイト訪問者と似たような関心を持つユーザー
  • カスタムアフィニティ:ユーザーの興味・関心に基づいて作成
  • 購買意向:ユーザーが積極的に調べている内容に基づいて作成

撤退ラインを決めよう

広告費をかけているのに中々成果がでないときのために、撤退ラインを決めておくことは大切です。
撤退ラインがないと、成果が出ないままいつまでも広告費を無駄に使ってしまいます。

具体的な数字で決めることをおすすめします。

例えば、コンバージョン単価が〇万円を超えた場合や、半年間の月間平均コンバージョン数が〇件以下の場合など。

とは言っても、リスティング広告を始めてすぐに大きな結果が出ることは稀です。

最低3ヶ月は仮説検証を繰り返し運用・改善していくことでリスティング広告の成功に繋がります。

自社運用の最初のハードルは高いが、それを乗り越えればメリットも大きい

広告費用の相場が大体分かれば、代理店に依頼するか、自社で実施するかも悩みどころだと思います。
自社で運用するには、最初の乗り越えなければならないハードルは高いですが、それを乗り越えればメリットもたくさんあります。

以下に、代理店に依頼する場合と自社で実施する場合のメリット・デメリットをまとめました。

代理店に依頼するメリット

  • 過去の実績やノウハウが蓄積されている。
  • 最新情報を持っている。
  • 社内リソースを割く必要がない。(採用・運用)

代理店に依頼するデメリット

  • 手数料がかかる。
  • 社内にノウハウが溜まらない。
  • 自社実施に比べ対応のスピードが多少遅れる。

自社で実施するメリット

  • マーケティングの知見・ナレッジが社内に溜まる。
  • コミュニケーションコストが下がり、PDCAを高速で回せるようになる。
  • 社内が持つあらゆるデータを用いて戦略立案ができる

自社で実施するデメリット

  • 採用・教育ともに時間と労力がかかる。
  • 属人化しやすく、転職も多い。
  • 最新情報やノウハウを自分で入手する必要がある。

Web広告運用経験者はまだまだ少ないため採用が大変です。
未経験者の採用となると、一人前の運用者になるには半年~1年などかなりの時間と労力がかかります。

まとめ:費用相場は20万からが多く、業界や商材によって異なる

本記事で解説した「リスティング広告の費用」について要点をまとめます。

  • リスティング広告費用の相場は、月20万円~50万円前後が多い。
  • 代理店手数料は広告費の20%が多い。
  • 業界や商材にもよっても幅広く異なる。

リスティング広告を始めるときは、相場や選択肢を把握した上で、全く分からない場合は20万円くらいから始め、溜まったデータから改善・調整するのが最適です。

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梅本 紀子

この記事を書いた人梅本 紀子

株式会社ユニアドSEMコンサルタント。
冬はマイナス30度になるアメリカ・ミネソタ州の大学を卒業後、エンジニアとして就職。日本の広告代理店に勤めた後、現在は冬でも30度のフィリピンに住みながら、遠隔で業務に携わっている。日本に留まらず、海外のリスティング広告運用ノウハウや最新情報もお届けします。