2015.10.2リスティング広告

リスティング広告で必ず理解しておきたい用語と計算式

リスティング広告で必ず理解しておきたい用語と計算式

こんにちは。
今回は、リスティング広告の用語について解説したいと思います。

リスティング広告の運用において、一番最初のハードルが、リスティングで使われる用語といえるでしょう。『CTR』『CVR』など3文字の英単語で省略され、文字列もよく似ているのが原因です。用語の意味を忘れてしまったり、クリック率の計算式がわからないという方も多いと思います。リスティング広告の用語の意味と計算式をまとめたので、ぜひ参考にしてください。

表示回数

広告の表示回数。インプレッション数ともいいます。省略されてよく『インプ』と呼ばれたり、レポートなどではIMP(Impression)と略語が使われたりします。リスティング広告は、検索連動型広告になるので『広告の表示回数≒キーワードの検索回数』ともいえます。また、広告のクリックが発生しなかった場合、料金は一切発生しません。

クリック数

広告のクリック数。稀に、クリックスルーと呼ばれたり、レポートなどではCT(Click Through)と略語が使われたりします。広告をクリックした後のリンク先は、広告主側で自由に設定することができます。

▼計算式
クリック数 = 表示回数 × クリック率

例えば、
・表示回数:10,000回
・クリック率:7.98%
の場合の計算式は、

クリック数 = 表示回数:10,000回 × クリック率:7.98% = 798回
となります。

クリック率(CTR)

広告がクリックされた割合。クリック率は、略語として、よくCTR(Click Through Rate)が使われます。通常の運用では、クリック率が高くなるように運用するのが基本です。しかしながら、過剰なキャッチコピーや誇大広告を掲載することは効果が低下してしまいます。そのため、クリック率は高ければ何でも良いとわけではありませんのでご注意ください。

▼計算式
クリック率 = クリック数 / 表示回数 × 100

例えば、
・表示回数:10,000回
・クリック数:500回
の場合の計算式は、

クリック率 = クリック数:500回 / 表示回数:10,000回 × 100 = 5.00%
となります。

クリック単価(CPC)

1クリックあたりの平均金額。クリック単価は、略語として、よくCPC(Cost Per Click)が使われます。クリック単価は安く多くのクリックを集めるように運用します。また、クリック単価は、上位表示の広告ほど高くなる傾向があります。
※厳密には、品質スコアという概念があるため、上位表示の広告が下位の広告より安くなることがあります。

▼計算式
クリック単価 = 広告費 / クリック数

例えば、
・広告費:100,000円
・クリック数:4,000回
の場合の計算式は、

クリック単価 = 広告費:100,000円 / クリック数:4,000回 = 25円
となります。

コンバージョン(CV)

商品購入や資料請求など、ウェブサイト上から獲得できる最終成果のこと。レポートなどではCV(Conversion)と略語が使われたりします。普段、コンバージョンという言葉を使わないと思いますが、よく使われる言葉なので覚えておきましょう。パフォーマンスを可視化することができるので、コンバージョンを計測することが多いです。

▼計算式
コンバージョン = クリック数 × コンバージョン率

例えば、
・クリック数:20,000回
・コンバージョン率:1.57%
の場合の計算式は、

コンバージョン = クリック数:20,000回 × コンバージョン率:1.57% = 314回
となります。

コンバージョン率(CVR)

コンバージョンされた割合。コンバージョン率は、略語として、よくCVR(Conversion Rate)が使われます。コンバージョン率は、クリック率と異なり、高ければ高いほど良いです。

▼計算式
コンバージョン率 = コンバージョン / クリック数 × 100

例えば、
・コンバージョン:5回
・クリック数:200回
の場合の計算式は、

コンバージョン率 = コンバージョン:5回 / クリック数:200回 × 100 = 2.50%
となります。

コンバージョン単価(CPA)

1コンバージョンあたりの平均顧客単価。コンバージョン単価(CPA)は、略語として、よくCPA(Cost Per Action)が使われます。

▼計算式
コンバージョン単価 = 広告費 / コンバージョン

例えば、
・広告費:100,000円
・コンバージョン:25回
の場合の計算式は、

コンバージョン単価 = 広告費:100,000円 / コンバージョン:25回 = 4,000円
となります。

ランディングページ(LP)

リンクや広告の飛び先のページのこと。略語として、よくLP(Landing Page)が使われます。広告専用のページを制作して、そこをランディングページにすることが多いです。

ランディングページ最適化(LPO)

より多くのコンバージョンを獲得すべく、ランディングページを最適化すること。略語として、よくLPO(Landing Page Optimization)が使われます。ランディングページ最適化だけに特化したツールも存在します。

ABテスト

広告のタイトルや説明文、リンク先URLにおいてどちらが効果的か、テストをすること。A/Bテストと表記されることもあります。ABテストを繰り返し実施することによって、クリック率やコンバージョン率を改善させます。

品質スコア(QS)

Googleアドワーズのキーワードに対する1~10段階評価のこと。略語として、よくQS(Quality Score)が使われます。キーワードに対して複数の広告を設定している場合は、平均の品質スコアが表示されます。
ヤフーも同様に、品質インデックス(QI)と呼ばれるキーワードの評価が存在します。どちらの媒体も同じですので、呼び方も品質スコアに統一して問題ありません。また、品質スコアは、高ければ高いほど良いので、改善できるようにしましょう。

品質スコアを上げるポイント
  • 広告のクリック率
  • 検索クエリと広告文の関連性
  • ランディングページの利便性

▼あわせて読みたい
品質スコアを上げるには?プロが実践する5つのテクニック

広告ランク

広告の掲載順位を決めるための指標。リスティング広告は、上限CPCのみで掲載順位を決定せず、広告ランクで掲載順位を決定しています。つまり、1位に掲載されている広告は、他の広告より広告ランクが一番高いといえます。そのため、場合によっては、2位以下の広告より、クリック単価が安くなることが起こります。

▼計算式
広告ランク = 上限CPC × 品質スコア

まとめ

いかがでしたでしょうか。
慣れるまではややこしいので、まずは用語の意味を理解するところからはじめてください。また、クリック数、コンバージョンなどにも計算式を当てはめて計算することもできます。これは、パフォーマンス改善の基本的な考え方になるので、最終的には暗記できるようにしましょう。

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