今回はリスティング広告の計算式と用語について解説したいと思います。

リスティング広告の運用において一番最初のハードルがリスティングで使われる用語といえます。CTRやCVRなど3文字の英単語で省略され、文字列もよく似ているのが原因です。用語の意味を忘れてしまったり、計算式がわからないという方も多いと思います。リスティング広告の用語の意味と計算式をまとめたので参考にしてください。

▼更新履歴
2018.10.22 – 『クリック数』を更新しました。

※Google AdWordsは2018年7月24日からGoogle広告に名称変更されました。

表示回数

表示回数とは広告が表示された回数のことです。表示回数はインプレッション数ともいいます。省略されてよく「インプ」と呼ばれたりします。

検索連動型広告は「表示回数≒キーワードの検索回数」になることが多いですが、Google広告のアルゴリズムや予算、配信地域などの関係で検索すると必ず掲載されるわけではありません。

クリック数

クリック数とは広告がクリックされた回数のことです。

クリック数の計算式を調べている人が多かったので2種類の計算式を追記します。効果的な広告運用をするためには2つとも覚えておくと便利です。

【クリック数の計算式】
クリック数 = 表示回数 × クリック率
クリック数 = 広告費 / クリック単価

クリック率(CTR)

クリック率とは広告がクリックされた割合のことです。クリック率は略語としてよくCTR(Click Through Rate)が使われます。

通常の運用ではクリック率が高くなるように運用するのが基本です。しかしランディングページに記載していない価格や過剰なキャッチコピーで訴求してしまうとコンバージョン率が低下するので結果的に広告のパフォーマンスが下がります。広告運用で勘違いしやすいポイントですが、クリック率は高ければ良いというわけではありません。

【CTRの計算式】
クリック率 = クリック数 / 表示回数 × 100

クリック単価(CPC)

クリック単価とは1クリックあたりの平均金額のことです。クリック単価は略語としてよくCPC(Cost Per Click)が使われます。

広告運用の基本は「安く」「多く」のクリック数を集めるように運用します。クリック単価は上位表示の広告ほど高くなりやすいです(厳密には品質スコアという概念があるため、上位表示の広告が下位の広告より安くなることがあります)

【CPCの計算式】
クリック単価 = 広告費 / クリック数

コンバージョン(CV)

コンバージョンとは商品購入や資料請求など、ウェブサイト上から獲得できる最終成果のことです。コンバージョンはレポートなどではCV(Conversion)と略語が使われたりします。

広告結果データを可視化して広告の費用効率を算出することができるので、コンバージョンを計測する(コンバージョントラッキングといいます)ことをおすすめします。Google広告ではグローバルサイトタグとイベントスニペットをサイトに設置することで計測できるようになります。

【コンバージョンの計算式】
コンバージョン = クリック数 × コンバージョン率

コンバージョン率(CVR)

コンバージョン率とはコンバージョンされた割合のことです。コンバージョン率は略語としてよくCVR(Conversion Rate)が使われます。

コンバージョン率はクリック率と異なり高ければ高いほど良く、コンバージョンを増やしたりコンバージョン単価を下げるにはコンバージョン率はどちらも寄与するので、コンバージョン率をいかに高めるか広告側だけではなくサイト側の両方で改善をかけていきます。

【CVRの計算式】
コンバージョン率 = コンバージョン / クリック数 × 100

コンバージョン単価(CPA)

コンバージョン単価とは1コンバージョンあたりの平均顧客単価のことです。コンバージョン単価(CPA)は略語として、よくCPA(Cost Per Action)が使われます。

【CPAの計算式】
コンバージョン単価 = 広告費 / コンバージョン

ランディングページ(LP)

広告の飛び先のページのこと。略語としてよくLP(Landing Page)が使われます。リスティング広告では広告専用のランディングページを制作することが多いです。

ランディングページ最適化(LPO)

より多くのコンバージョンを獲得すべく、ランディングページを最適化すること。略語として、よくLPO(Landing Page Optimization)が使われます。ランディングページ最適化だけに特化したツールも存在します。

ABテスト

広告のタイトルや説明文、リンク先URLにおいてどちらが効果的かテストをすること。A/Bテストと表記されることもあります。ABテストを繰り返し実施することによってクリック率やコンバージョン率を改善させます。

品質スコア(QS)

Google広告のキーワードに対する1~10段階評価のこと。略語としてよくQS(Quality Score)が使われます。キーワードに対して複数の広告を設定している場合は、平均の品質スコアが表示されます。

ヤフーも同様に、品質インデックス(QI)と呼ばれるキーワードの評価が存在します。どちらの媒体も同じですので、呼び方も品質スコアに統一して問題ありません。品質スコアは高ければ高いほど良いので、改善できるようにしましょう。

品質スコアを上げるポイント
  • 推定クリック率
  • 検索クエリと広告文の関連性
  • ランディングページの利便性

広告ランク

広告の掲載順位を決めるための指標。リスティング広告は上限CPCのみで掲載順位を決定せず、広告ランクで掲載順位を決定しています。1位に掲載されている広告は他の広告より広告ランクが一番高いといえます。場合によっては2位以下の広告よりクリック単価が安くなることが起こります。

【広告ランクの計算式】
広告ランク = 上限CPC × 品質スコア

まとめ:リスティング広告の計算式と用語をマスターしよう

クリック数、コンバージョン数にも計算式を当てはめてることができます。パフォーマンス改善の基本的な考え方になるので、最終的には使いこなせるようにしましょう。