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リスティング広告でよく使う指標の計算まとめ【広告運用の基本】

リスティング広告でよく使う指標の計算まとめ【広告運用の基本】
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※このページは2020年2月20日に更新されました。

「CPCやCTR、CVRなどの計算について調べている」
「クリック数やインプレッション数の計算式を探している」

この記事はそのような方向けに書いています。

こんにちは、社長兼マーケター兼ユーチューバーの中釜(@keitanakagama)です。
リスティング広告に携わり9年になりますが、始めたばかりの頃はリスティング広告の計算の仕方や指標の意味が分からず苦労しました。

中釜 啓太
中釜 啓太
今回はリスティング広告でよく使う指標の計算式をまとめています

初心者の方でも分かりやすいように計算例も入れて解説しています。結論から書くと、リスティング広告でよく使う計算式は以下のとおりです。

▼リスティング広告の計算式一覧
No 指標 計算式
1 クリック率 クリック数 / 表示回数
2 クリック単価 費用 / クリック数
コンバージョン単価 × コンバージョン率
3 コンバージョン率 コンバージョン / クリック数
4 コンバージョン単価 費用 / コンバージョン
クリック単価 / コンバージョン率
5 クリック数 表示回数 × クリック率
費用 / クリック単価
6 コンバージョン クリック数 × コンバージョン率
費用 / コンバージョン単価
7 表示回数 クリック数 / クリック率
8 費用 クリック数 × クリック単価
コンバージョン数 × コンバージョン単価

ピンポイントで知りたい方のために目次を記載していますので、見たい項目をクリックすると便利です。

それでは解説していきます。

ユニアドチャンネルユニアドチャンネル

クリック率(CTR)

クリック率とは、広告がクリックされた割合のことです。
クリック率は略語としてよくCTR(Click Through Rate)が使われます。

クリック率(CTR)の計算式

クリック率(%) = クリック数 / 表示回数

クリック率(CTR)の計算例

以下の場合、クリック率はいくらになるでしょうか。

費用 表示回数 クリック数 クリック率
100,000 2,000 150
A. 7.50%
クリック率(%) = 150回(クリック数)/ 2,000回(表示回数)

クリック率を上げる3つのポイント

  • ユーザーの検索語句と広告文がマッチしているか
  • ユーザーの興味を引く広告文になっているか
  • 上位に広告が掲載されているか

通常では、クリック率が高くなるように運用するのが基本です。

ただし、クリック率は高ければ良いというわけではなく、適切なターゲットにクリックされているかが大切です。

▼あわせて読みたい
【クリック率の平均は『5%』】CTR改善ノウハウも公開:2020年版

クリック単価(CPC)

クリック単価とは、1クリックあたりの平均金額のことです。
クリック単価は略語としてよくCPC(Cost Per Click)が使われます。

クリック単価の計算式を調べている人が多かったので計算式を追記します。

クリック単価(CPC)の計算式

クリック単価① = 費用 / クリック数
クリック単価② = コンバージョン単価 × コンバージョン率

クリック単価(CPC)の計算例

以下の場合、クリック単価はいくらになるでしょうか。

費用 クリック数 クリック単価 コンバージョン率 コンバージョン単価
150,000 300 2.00% 25,000
A. 500円
クリック単価① = 150,000円(費用)/ 300回(クリック数)
クリック単価② = 25,000円(コンバージョン単価)× 2.00%(コンバージョン率)

リスティング広告は安いクリック単価で集客するのが基本です。
その際、品質スコアも改善する必要があります。

▼あわせて読みたい
Google広告の品質スコアを上げる3つの改善方法

コンバージョン率(CVR)

コンバージョン率とは、クリック数に対してコンバージョンされた割合のことです。
コンバージョン率は略語としてよくCVR(Conversion Rate)が使われます。

コンバージョン率(CVR)の計算式

コンバージョン率(%) = コンバージョン / クリック数

コンバージョン率(CVR)の計算例

以下の場合、コンバージョン率はいくらになるでしょうか。

費用 クリック数 コンバージョン数 コンバージョン率
100,000 200 4
A. 2.00%
コンバージョン率(%) = 4回(コンバージョン数)/ 200回(クリック数)

コンバージョン率はクリック率と異なり高ければ高いほど良いです。

「コンバージョンを増やしたい」「コンバージョン単価を下げたい」のどちらにも関わるのでコンバージョン率はかなり重要です。

コンバージョン率を上げる5つのポイント

  • 費用はかかっているがコンバージョンの取れていないキーワードを停止する
  • 商材に関係ないキーワードを除外する
  • 広告文を見直す
  • 広告の配信ターゲットを見直す
  • 広告のクリックで表示されるページを見直す

コンバージョン率を高めるためには広告だけでなくサイト側の改善も必要です。

コンバージョン単価(CPA)

コンバージョン単価とは、1コンバージョンあたりの平均獲得単価のことです。
コンバージョン単価は略語として、CPA(Cost Per Action)が使われます。

コンバージョン単価(CPA)の計算式

コンバージョン単価① = 費用 / コンバージョン
コンバージョン単価② = クリック単価 / コンバージョン率

コンバージョン単価(CPA)の計算例

以下の場合、コンバージョン単価はいくらになるでしょうか。

費用 クリック単価 コンバージョン数 コンバージョン率 コンバージョン単価
150,000 300 10 2.00%
A. 15,000円
コンバージョン単価① = 150,000円(費用)/ 10回(コンバージョン数)
コンバージョン単価② = 300円(クリック単価)/ 2.00%(コンバージョン率)

計算式②からも分かるようにコンバージョン単価を下げるには、

  • クリック単価を下げる
  • コンバージョン率を上げる

ように運用をおこないます。

クリック数(CT)

クリック数とは、表示された広告がクリックされた回数のことです。
レポートではCT(Click Through)と略語が使われたりします。

クリック数の計算式を調べている人が多かったので計算式を追記します。

クリック数の計算式

クリック数① = 表示回数 × クリック率
クリック数② = 費用 / クリック単価

クリック数の計算例

以下の場合、クリック数はいくらになるでしょうか。

費用 表示回数 クリック数 クリック率 クリック単価
150,000 5,000 6.00% 500
A. 300回
クリック数① = 5,000回(表示回数)× 6.00%(クリック率)
クリック数② = 150,000円(費用)/ 500円(クリック単価)

クリック数を増やす4つのポイント

  • 表示回数を増やす
  • 費用を増やす
  • クリック率を上げる
  • クリック単価を下げる

クリック数の計算のやり方が分かると運用しやすくなります。

コンバージョン(CV)

コンバージョンとは、ウェブサイト上から獲得できる最終成果のことです。
コンバージョンはレポートなどではCV(Conversion)と略語が使われたりします。

例えばECなら商品購入、自社商品やサービスの紹介なら資料請求・問い合わせ、コミュニティサイトや情報提供サイトなら会員登録などがあります。

コンバージョン(CV)の計算式

コンバージョン① = クリック数 × コンバージョン率
コンバージョン② = 費用 / コンバージョン単価

コンバージョン数の計算例

以下の場合、コンバージョン数はいくらになるでしょうか。

費用 クリック数 コンバージョン数 コンバージョン率 コンバージョン単価
100,000 200 2.00% 25,000
A. 4回
コンバージョン① = 200回(クリック数)× 2.00%(コンバージョン率)
コンバージョン② = 100,000円(費用)/ 25,000円(コンバージョン単価)

リスティング広告でコンバージョンを測定するにはウェブサイトにタグを設定する必要があります。

表示回数(IMP)

表示回数とは、広告が表示された回数のことです。
表示回数はインプレッション数ともいい「インプ」と呼ばれたりします。

表示回数(IMP)の計算式

表示回数 = クリック数 / クリック率

表示回数(IMP)の計算例

以下の場合、表示回数(IMP)はいくらになるでしょうか。

費用 表示回数 クリック数 クリック率
150,000 350 5.00%
A. 7,000回
表示回数 = 350回(クリック数)/ 5.00%(クリック率)

リスティング広告は表示されただけでは費用はかかりませんが、ターゲットユーザーにきちんと配信することが重要なので、表示回数が多ければ多いほど良いというものではありません。

表示回数を増やす4つのポイント

  • 新規キーワードを追加する
  • マッチタイプを部分一致に変更する
  • 掲載順位を上げる
  • 費用を増やす

表示回数の計算式は運用ではあまり使わないかもしれません。

費用(COST)

費用とは、リスティング広告にかける広告費のことです。
近年はテレビやラジオなどのマス広告や交通広告よりも市場の伸びが大きいです。

費用(COST)の計算式

費用① = クリック数 × クリック単価
費用② = コンバージョン数 × コンバージョン単価

費用(COST)の計算例

以下の場合、費用(COST)はいくらになるでしょうか。

費用 クリック数 クリック単価 コンバージョン数 コンバージョン単価
300 500 10 15,000
A. 150,000円
費用① = 300回(クリック数)× 500円(クリック単価)
費用② = 10回(コンバージョン数)× 15,000円(コンバージョン単価)

目標コンバージョン数とコンバージョン1件あたりの目標価格が決まっていれば計算式②を用いて費用を算出することができます。

▼あわせて読みたい
リスティング広告の費用はいくら?相場と実際の決め方を徹底解説

まとめ:リスティング広告の計算式をマスターしよう

本記事で解説した「リスティング広告でよく使う指標の計算」についてまとめました。

▼リスティング広告の計算式一覧
No 指標 計算式
1 クリック率 クリック数 / 表示回数
2 クリック単価 費用 / クリック数
コンバージョン単価 × コンバージョン率
3 コンバージョン率 コンバージョン / クリック数
4 コンバージョン単価 費用 / コンバージョン
クリック単価 / コンバージョン率
5 クリック数 表示回数 × クリック率
費用 / クリック単価
6 コンバージョン クリック数 × コンバージョン率
費用 / コンバージョン単価
7 表示回数 クリック数 / クリック率
8 費用 クリック数 × クリック単価
コンバージョン数 × コンバージョン単価

計算の仕方は広告運用の基本なので、使いこなせると運用レベルがアップします。

というわけで今回は以上となります。

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中釜 啓太

この記事を書いた人中釜 啓太

株式会社ユニアド代表取締役。
大学卒業後プロのミュージシャンを目指して上京するも、思ったより早めに資金が底をつく。その後広告代理店でWebマーケティングを学び、2015年株式会社ユニアドを創業。
リスティング広告をもっと知りたい方に、役立つ情報をお届けします。