※このページは2019年6月6日に更新されました。

「リスティング広告の計算式や用語の意味が良く分からない」
「CTRやCVRなど専門的でなかなか覚えられない」

この記事はそのような方向けに書いています。

はじめまして。私はリスティング広告運用歴9年で、現在はユニアドというリスティング広告の運用会社を経営しています。運用歴が長いので専門的な広告運用ノウハウと、経営者目線でウェブを数字で捉えていくのが得意です。

本記事の内容

  • クリック率(CTR)
  • クリック単価(CPC)
  • コンバージョン率(CVR)
  • コンバージョン単価(CPA)
  • クリック数(CT)
  • コンバージョン(CV)
  • 表示回数(IMP)
  • 費用(COST)
中釜
中釜
今回はリスティング広告の計算式と用語について解説します

リスティング広告でよく使われている計算式を簡単にまとめました。
(※検索が多い順に各指標を並べています。)

リスティング広告の計算式ガイド
  • クリック率(%) = クリック数 / 表示回数
  • クリック単価① = 費用 / クリック数
  • クリック単価② = コンバージョン単価 × コンバージョン率
  • コンバージョン率(%) = コンバージョン / クリック数
  • コンバージョン単価① = 費用 / コンバージョン
  • コンバージョン単価② = クリック単価 / コンバージョン率
  • クリック数① = 表示回数 × クリック率
  • クリック数② = 費用 / クリック単価
  • コンバージョン① = クリック数 × コンバージョン率
  • コンバージョン② = 費用 / コンバージョン単価
  • 表示回数 = クリック数 / クリック率
  • 費用① = クリック数 × クリック単価
  • 費用② = コンバージョン数 × コンバージョン単価

▼更新履歴
2019.5.17 – 『クリック単価(CPC)』を更新しました。
2019.5.17 – 『コンバージョン(CV)』を更新しました。
2019.5.17 – 『表示回数(IMP)』を更新しました。
2018.10.22 – 『クリック数(CT)』を更新しました。

※Google AdWordsは2018年7月24日からGoogle広告に名称変更されました。

クリック率(CTR)

クリック率とは広告がクリックされた割合のことです。
クリック率は略語としてよくCTR(Click Through Rate)が使われます。

クリック率(CTR)の計算式

クリック率(%) = クリック数 / 表示回数

通常の運用ではクリック率が高くなるように運用するのが基本です。

クリック率を上げるにはユーザーの検索語句と広告文がマッチしていること、ユーザーの興味を引く広告文になっているか、上位に広告が掲載されていることの3点が重要になってきます。

広告運用で勘違いしやすいポイントですが、クリック率は高ければ良いというわけではなく、いかに適切なターゲットにクリックされるかが大切です。

クリック単価(CPC)

クリック単価とは1クリックあたりの平均金額のことです。
クリック単価は略語としてよくCPC(Cost Per Click)が使われます。

クリック単価の計算式を調べている人が多かったので計算式を2つ追記します。

クリック単価(CPC)の計算式

クリック単価① = 費用 / クリック数
クリック単価② = コンバージョン単価 × コンバージョン率

リスティング広告では上限クリック単価と呼ばれる1回のクリックに対して支払う上限金額を設定します。

広告ランクと呼ばれる上限クリック単価と品質スコアを掛け合わせて計算される指標の大きさによって決まるので、広告の掲載順位は上限クリック単価の大きさだけでは決まりません。クリック単価が安くても広告が上位に表示される場合もあります。

コンバージョン率(CVR)

コンバージョン率とは広告のクリックに対してコンバージョンされた割合のことです。
コンバージョン率は略語としてよくCVR(Conversion Rate)が使われます。

コンバージョン率(CVR)の計算式

コンバージョン率(%) = コンバージョン / クリック数

コンバージョン率はクリック率と異なり高ければ高いほど良く、コンバージョンを増やすこと、コンバージョン単価を下げることのどちらにも寄与します。

広告をクリックしたユーザーはウェブページを見て最終的にコンバージョンに至るので、コンバージョン率を高めるためには広告だけでなく場合によってはサイト側の改善も必要になります。

コンバージョン率を上げるには商材に関係ないキーワードの除外や広告の配信ターゲットや広告文の見直し、費用はかかっているがコンバージョンの取れていないキーワードの停止、広告のクリックで表示されるページを見直すなどをおこないます。

コンバージョン単価(CPA)

コンバージョン単価とは1コンバージョンあたりの平均獲得単価のことです。
コンバージョン単価(CPA)は略語として、CPA(Cost Per Action)が使われます。

コンバージョン単価(CPA)の計算式

コンバージョン単価① = 費用 / コンバージョン
コンバージョン単価② = クリック単価 / コンバージョン率

計算式②からも分かるように実際の運用でコンバージョン単価を下げるには、クリック単価を下げる、コンバージョン率を上げる運用をします。

クリック数(CT)

クリック数とは表示された広告がクリックされた回数のことです。
レポートではCT(Click Through)と略語が使われたりします。

クリック数の計算式を調べている人が多かったので2種類の計算式を追記します。

クリック数の計算式

クリック数① = 表示回数 × クリック率
クリック数② = 費用 / クリック単価

クリック数を増やすには表示回数を増やす、費用を増やす、クリック率を上げる、クリック単価を下げることの4点が必要です。

コンバージョン(CV)

コンバージョンとはウェブサイト上から獲得できる最終成果のことです。
コンバージョンはレポートなどではCV(Conversion)と略語が使われたりします。

例えばECなら商品購入、自社商品やサービスの紹介なら資料請求・問い合わせ、コミュニティサイトや情報提供サイトなら会員登録などがあります。

コンバージョンの計算式を調べている人が多かったので計算式を追記します。

コンバージョン(CV)の計算式

コンバージョン① = クリック数 × コンバージョン率
コンバージョン② = 費用 / コンバージョン単価

リスティング広告でコンバージョンを測定するにはウェブサイトにタグを設定する必要があります。

表示回数(IMP)

表示回数とは広告が表示された回数のことです。
表示回数はインプレッション数ともいい、「インプ」と呼ばれたりします。

表示回数の計算式を調べている人が多かったので計算式を追記します。

表示回数(IMP)の計算式

表示回数 = クリック数 / クリック率

リスティング広告は表示されただけでは費用はかかりませんが、ターゲットユーザーにきちんと配信することが重要なので、表示回数が多ければ多いほど良いというものではありません。

実際の運用で表示回数を増やすには新規キーワードの追加やマッチタイプを部分一致に変更、掲載順位を上げるなどをおこないます。

費用(COST)

リスティング広告にかける広告費のこと。
近年はテレビやラジオなどのマス広告や交通広告よりも市場の伸びが大きいです。

費用(COST)の計算式

費用① = クリック数 × クリック単価
費用② = コンバージョン数 × コンバージョン単価

目標のコンバージョン数とコンバージョン1件あたりの目標価格が決まっていれば計算式②を用いて費用を算出することができます。

まとめ:リスティング広告の計算式と用語をマスターしよう

リスティング広告でよく使う指標の計算式と意味について解説しました。

計算式はある程度数も多く、覚えるとなると少し大変だと思いますが、計算式を用いれば運用において仮説を立てやすくなるのでけっこう広告運用の役に立ちます。

指標の意味を正しく理解し、運用に反映すれば効果的に広告配信がおこなえるので、ぜひ参考にしてください。