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【プロが教える】リスティングのキーワード選定手順を一挙公開

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「キーワードの選び方を知りたい」
「どのキーワードで広告配信するべきか分からない」

この記事はそのような方向けに書いています。

こんにちは、社長兼マーケター兼ユーチューバーの中釜(@keitanakagama)です。
リスティング広告に携わり9年になりますが、始めたばかりの頃はどうやってキーワードを選定したら成果が出るのか分からず悩んだのを覚えています。

中釜 啓太
中釜 啓太
今回は成果の出るキーワードの選定方法について分かりやすく解説します

初めての方でも効果的なキーワード選定ができるよう選定手順から選定時の注意ポイントまでわかりやすくまとめています。

ピンポイントで知りたい方のために目次を記載していますので、見たい項目をクリックすると便利です。

それでは解説していきます。

ユニアドチャンネルユニアドチャンネル

リスティング広告ではキーワードでターゲットを指定する

リスティング広告では、ターゲットユーザーがどんな言葉で検索するかを想定し、どの言葉で広告を表示するかを設定します。

そのときに設定するのが「キーワード」です。

例えば、新宿でレストランを探している人に広告を表示したい場合。
登録するキーワード:新宿 レストラン

キーワードでターゲットを指定できることで、「それについて検索している人」、つまり「それに興味がある人」に対してのみ広告の表示ができます。

キーワード選定によってリスティング広告の成果は変わる!


キーワード選定はリスティングの肝です。
適切な検索キーワードで、適切な広告を、適切なタイミングで表示させる必要があります。

理由

せっかく費用をかけて配信をしても、適切なキーワードで適切な広告表示がされないと、ニーズとマッチしないユーザーをサイトに誘導することになり、結果的にコストの無駄を生んでしまいます。

効果的な広告配信をするためにも、キーワード選定は入念におこないましょう。

キーワード選定前に抑えておきたいポイント

キーワード選定前に抑えておきたいポイントは以下です。

  • 運用の目的を明確にする。(認知目的なのか、コンバージョン獲得目的なのか)
  • 自社の強み、競合との差別化を明確にする。
  • ターゲットを明確にする。(どんなユーザーがターゲット層で、どんなキーワードで検索するのか)

選定手順:まずキーワードを洗い出して、マッチタイプや除外キーワードを決めよう

では実際にキーワードを選定する手順について、結婚式場の事例を交えてご紹介していきます。

キーワード選定の手順

手順①:メインキーワードを洗い出す。

メインキーワードやビッグキーワードを洗い出します。
あまり深く考えず、“質よりも量”重視で洗い出すことが大事です。

メインキーワード・ビッグキーワードとは

  • メインキーワード:単語一つだけで検索されるようなキーワード。
  • ビッグキーワード:検索エンジンで極めて多く検索されるキーワード。
例えば、結婚式ウエディング結婚式場○○(式場名) など

手順②:メインの関連キーワードを洗い出す。

手順①で出したキーワードに関連するキーワードを洗い出します。
手順②も同じく、“質よりも量”重視で洗い出すことが大事です!

例えば挙式披露宴ブライダルなど
思いつかない場合はどうしたらよいの?

キーワードがなかなか思いつかず苦戦しているときには、次の方法を参考にしてみてください。

キーワードを洗い出す方法

  • キーワードプランナーなどのツールを使う。(※ツールについては後半で説明します。)
  • 競合がどういったキーワードで広告を出しているか調査する。
  • 自社サイトや競合サイトを調査する。
  • 実際にGoogleで検索してサジェストを確認する。
  • Weiboやgoo辞典で類義語を調べる。

手順③:掛け合わせキーワードを洗い出す。

手順①と②で洗い出したキーワードに掛け合わせて使うキーワードを洗い出します。
洗い出す方法は手順②と同じです。

サブキーワードとも言われ、その中には、「ミドルキーワード」、「スモールキーワード」が存在します。
検索ボリュームはビッグキーワードに比べ少ないですが、コンバージョンの可能性は高いです。

ミドルキーワード・スモールキーワードとは

  • ミドルキーワード:ビッグキーワードに別のワードを掛け合わせたキーワード。
  • スモールキーワード:ミドルキーワードに更に別のワードを掛け合わせたキーワード。
例えば、結婚式場 岡山 料理がおいしい結婚式場 チャペル ステンドグラスウエディング 海外 ビーチなど

掛け合わせるキーワードは3語くらいまでがベストです!
あまり多すぎると検索ボリュームが少なくなってきます。

手順④:マッチタイプを設定する。

キーワードを洗い出したら今度はマッチタイプを設定します。

マッチタイプは4種類あります。

  • 部分一致
  • 絞り込み部分一致
  • フレーズ一致
  • 完全一致

マッチタイプによってキーワードの範囲やかかる費用も変わってきます。

マッチタイプを設定する際に気をつけるポイントは以下3つです。

気をつけるポイント

  • ポイント①:指名系キーワードは完全一致とフレーズ一致と組み合わせる。
  • ポイント②:主要ワードは、絞り込み部分一致で登録。
  • ポイント③:部分一致は、キーワードの幅を広げるために利用。

ポイント①:指名系キーワードは完全一致とフレーズ一致と組み合わせる。

自社のサービスや商品名・ブランド名で検索するということは、自社のサービスや商品に興味を持ってくれている可能性が高く、コンバージョンする確率もかなり高いです。

キーワードと検索語句は近ければ近いほど掲載されやすくなるので、「完全一致」や「フレーズ一致」で登録することで、より確実に広告掲載を狙えます。

ポイント②:主要ワードは、絞り込み部分一致で登録。

コンバージョンが期待できるような主要ワードは、絞り込み部分一致で登録するのが最適です。

例えば、表参道でウエディングドレスを販売しているお店の場合、主要ワードである表参道 ウエディングドレスを絞り込み部分一致以外のマッチタイプで登録した場合、以下が起こりえます。

  • 部分一致:東京 ドレスなどのキーワードでも広告を表示する可能性がある。
  • フレーズ一致:ウエディングドレス 表参道では広告が表示されない。
  • 完全一致:表参道 ウエディングドレス おすすめなどでは広告が表示されない。

従って、あまり拡張しすぎず、完全一致よりは融通の利いた、絞り込み部分一致で登録するのが効果的と考えらます。

ポイント③:部分一致は、キーワードの幅を広げるために利用。

最初からユーザーが検索するであろうキーワードを全て網羅することは難しいです。

いくつかのキーワードを部分一致で登録し、ユーザーが検索した語句を確認しながら新たなキーワードを見つけていきます。

ただし、部分一致を使う際は除外キーワードの設定・確認を入念におこないましょう。

例えば、ウエディングドレスの場合。
部分一致キーワード:ウエディングドレス
新しい発見となるキーワード:ウエディングドレス 銀座結婚式 ドレス オーダーメイド

手順⑤:除外キーワードを洗い出す。

除外キーワードを設定することで、広告を表示してほしくないキーワード・関係のないキーワードでの広告掲載を防ぐことができます。

例えばレストランの広告の場合。
除外するキーワード:キャンセル
広告が表示されない検索クエリ:〇〇レストラン キャンセルなど

コンバージョンが獲得できない語句でクリックされると無駄な費用が発生するため、検索クエリを確認し、不要な検索語句は除外するとよいです。

検索クエリ・検索語句とは

ユーザーが実際に検索したキーワード。

キーワード選定の手順

キーワード選定で考慮するその他のポイント

考慮ポイント

ひとつずつ説明していきます。

ポイント①:ビッグキーワード/ミドルキーワード/スモールキーワードによる違いを正確に把握する。

キーワードを決める要素として以下3つがあります。

キーワードを決める3つのポイント

  • 検索ボリューム:選定したキーワードが検索された量。多いほど、多くのユーザー獲得が見込める。
  • 競合性:広告の競合状況を示す数値。高いほど人気があり、入札単価も高くなる。
  • 入札単価:表示させたいキーワードを出すための予算。

この3つのポイントは、マッチタイプの他、ビッグキーワード/ミドルキーワード/スモールキーワードの違いによっても変わります。

その際に気を付けるべきポイントがあります。

気を付けるべきポイント

  • ビッグキーワード≠検索ボリュームが多い≠入札単価が高い!
  • 検索ボリュームが多いと、ユーザーのコンバージョンする確度も低い傾向がある。(ブランド名や商品名は別。)
  • 入札単価は、競合の状況によって決まる。

例えば以下の例があります。(参照:Google キーワードプランナー)
Google キーワードプランナー 東京 結婚式

スモールキーワードの結婚式 東京 安い結婚式 東京よりも競合性も高く、入札も高くなっています。
結婚式場を探しているユーザーの多くは、結婚式 東京 安いなどの条件付きの検索語句でコンバージョンが多いためです。

ポイント②:自社の立ち位置や競合状況を把握する。

選定したキーワードで本当にユーザーが獲得できるのか、他に広告を出稿している競合と戦えるのかを明確にする必要があります。

ポイント③:競合の少ないキーワードに注力して戦う方法もある。

地方や無名のサービス・商品では、検索ボリュームはあまり多くないけど、競合も少なく、入札単価も低いキーワードばかりを狙って戦っていく方法もあります。
こういったキーワードをロングテールキーワードと言います。

例えば、結婚式 恵比寿 料理がおいしい結婚式 恵比寿 アットホームなどのキーワードを狙うイメージ。

ポイント④:キーワードは多ければよいというものでもない。

広告の掲載順位や入札単価は「品質スコア」というもので決まっています。
不要なキーワードで広告がクリックされると全体の「品質スコア」が下がりパフォーマンス低下につながります。

ポイント⑤:運用しながらの除外キーワードや検索クエリの見直しは必須。

キーワードは一度設定して終わりではなく、運用する中で除外キーワードの設定や検索クエリの見直しをおこなうことが重要です。

検索クエリを見直し、無関係な語句は除外キーワードに設定したり、新しい語句はキーワードの追加をおこなうことで、よりリスティング広告の効果が上がります。

また、Google キーワードプランナーなどのツールで表示される情報はあくまで予測なので、実際の運用のときと異なる場合があるため、運用してすぐ一度確認しておくとよいです。

キーワード選定で使えるツール

キーワードを選定する際によく使われるツールとして以下があります。

Googleキーワードプランナー

Google キーワードプランナートップ画面

使い方

  • 関連キーワードや新たなキーワードを見つけたい場合は(左)を使用する。
  • 各キーワードの検索ボリュームや競合性などの予測データを確認したい場合は(右)を使用する。
  • キーワードを複数入れたい場合は、1キーワード毎に改行する。
  • マッチタイプも使用できる。

新しいキーワードを見つける(左)

Google キーワードプランナー 新しいキーワード

予測データの確認(右)

クリック単価や費用、それに基づく表示回数やクリック数の予測が表示されます。
右上の表示項目で項目を調整できます。
Google キーワードプランナー 予測データ

各キーワードの検索ボリュームや競合性などが確認できます。
右上の表示項目で項目を調整できます。
Google キーワードプランナー 過去の指標

goodkeyword

goodkeywordは、関連するキーワードを見つけるのに便利です。
goodkeyword画面

Ubersuggest

Ubersuggestも、同じく関連するキーワードを見つけるのに便利です。
Ubersuggest画面

まとめ:キーワード選定でリスティング広告の成果は変わる

本記事で解説した「キーワード選定」について要点をまとめました。

キーワードの選定はリスティング広告の運用において最も大事な作業のひとつです。

キーワードの選定パターンは無限にありますが、大事なキーポイントを抑えて選定し、運用してく中で改善していけば、必ず最適なキーワードが見つかります。

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中釜 啓太

この記事を書いた人中釜 啓太

株式会社ユニアド代表取締役。
大学卒業後プロのミュージシャンを目指して上京するも、思ったより早めに資金が底をつく。その後広告代理店でWebマーケティングを学び、2015年株式会社ユニアドを創業。
リスティング広告をもっと知りたい方に、役立つ情報をお届けします。