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インフィード広告とは?基礎と6つの効果アップポイントを解説

インフィード広告とは?基礎と6つの効果アップポイントを解説
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「インフィード広告とは?」
「Web広告の担当者になった」
「インフィード広告の配信を検討している」
「基礎的なことなので今さら誰にも聞けない」

この記事はそのような方向けに書いています。

こんにちは、海外でマーケターをやっている梅本(@noriumemoto)です。
私も広告運用を始めたばかりの頃は、広告の種類がさまざまで、それぞれの特徴がよく混乱していたのを覚えています。

梅本
梅本
今回は当時の私と同じ悩みを持つみなさんに向けて、インフィード広告の基礎知識を徹底解説したいと思います

「これさえ読めば大丈夫」な内容になっています。
4分程度で読める分量になっているのでぜひご一読ください。

基礎をしっかりと理解することで、より効果の出る広告配信ができるようになりましょう。

インフィード広告とは、コンテンツに馴染んで表示される広告

インフィード広告とは、ソーシャルメディアやモバイルサイトのフィード(タイムライン)型のコンテンツの間に、コンテンツと同様のフォーマットで表示される広告です。

FacebookやLINEなどのSNSでタイムライン上に表示される広告がそうです。

通常の広告よりもコンテンツに馴染む形で表示されるのが特徴です。

インフィード広告

引用:「インフィード広告」でスマホ版Yahoo! JAPANトップページに広告掲載

出稿できる主な媒体

以下はインフィード広告が出稿できる主な媒体です。

  • Yahoo!広告
  • Facebook
  • Instagram
  • Twitter
  • Line
  • LinkedIn
  • Wantedly People
  • SmartNews
  • NewsDigest
  • Gunosy

インフィード広告の費用:料金形体は主に3タイプ

インフィード広告は、比較的少額の費用で始めることができます。

料金形体としては主に3タイプあります。

インフィード広告の料金形体

  • クリック課金型
  • インプレッション課金型
  • エンゲージメント課金型

それぞれ説明していきます。

クリック課金型

クリック課金型とは、広告がクリックされるたびに費用が発生する形体のことです。

計算式

100回(クリック数) × 80円(クリック単価) = 8,000円(広告費)

媒体側のリスクが大きいため、費用は高めです。

インプレッション課金型

インプレッション課金型とは、広告の表示回数ごとに課金される形体のことです。

代表的なのは、表示回数1,000回の平均コストです。

計算式

8,000円(広告費) ÷ 1,000回(表示回数) = 8円(1回の表示に対する費用)

媒体側のリスクは小さいため、費用は低めです。

エンゲージメント課金型

SNS広告で「フォロー」や「シェア」などのアクションが起こるたびに費用が発生する形体です。

どれだけ広告を表示しても、エンゲージメントを得られなければ、広告費用はかかりません。

計算式

8,000円(広告費) ÷ 200回(エンゲージメント数) = 40円(1回のエンゲージメントに対する費用)

媒体側のリスクは小さいため、費用は低めです。

スマホ版Yahoo! JAPANトップページのタイムライン化で広まった

もともとタイムラインやニュースフィード型のサービスは、モバイルが主体のSNSでは一般的でした。

2015年に「Yahoo! JAPANのスマートフォン版およびアプリのトップページのタイムライン化」が導入されたことにより、それに伴って「インフィード広告」が開始され、一気に普及しました。

通常の広告と違う、コンテンツに馴染むインフィード広告

インフィード広告が通常の広告と大きく異なる点は、コンテンツに広告を溶け込ませて表示し、ユーザーに「広告」という違和感を持たせないところです。

Yahoo!によると、クリック率の向上や、新規ユーザーの獲得率の向上といった結果が出ているようです。

インフィード広告と通常の広告の比較

出典:「インフィード広告」でスマホ版Yahoo! JAPANトップページに広告掲載

入稿規定:インフィード広告の画像はレスポンシブ

インフィード広告における、サイズなどの入稿規定を以下の表にまとめました。

▼インフィード広告の入稿規定
YDN Facebook Instagram
ロゴ 180 × 180 px(容量150KB)
タイトル 20文字以内 25文字以内
説明文 90文字以内 30文字以内
テキスト 90文字以内 2,200文字以内
画像 ①1200 × 628 px
(容量150KB)
②300 × 300 px
(容量150KB)

①1,080 px 以上
②600 px 以上

①1,080 px 以上
②600 px 以上
正方形
①600 x 500 px
②1,936 x 1,936 px
横型
①600 x 315 px
②1,936 x 1,936 px
縦型
①600 x 750 px
②1,936 x 1,936 px
主体者表記 20文字以内
ボタン 17種類より選択 20種類以上より選択 18種類以上より選択
表示URL 29文字以内
リンク先URL 1024文字以内 特に指定なし 特に指定なし

画像はレスポンシブであるため、自動で縮小またはトリミングされるので注意が必要です。

特に、画像内の文字は極力省くのがよいです。画像全体の20%以内に文字をおさめないと非承認になります。

YDNの場合、画像表示シミュレーターで確認することをおすすめします。

メリット:コンテンツに馴染みやすく、視認されやすい

インフィード広告のメリットは主に3つあります。

インフィード広告のメリット

  • メリット①:サイトやコンテンツに馴染みやすい
  • メリット②:視認・反応されやすい
  • メリット③:クリック率・新規ユーザー獲得率の向上

メリット①:サイトやコンテンツに馴染みやすい

インフィード広告の最大の特徴として、掲載先のコンテンツの形式にあわせて、広告の形式も自動で調整します。

そのためサイトのコンテンツと馴染みやすく、ユーザーに「あ、広告だ・・」といったネガティブな目立ち方をする可能性も低いです。

メリット②:視認・反応されやすい

掲載先のコンテンツに馴染んだ形で表示されるインフィード広告は、ユーザーに自然な形で視認されやすいです。

コンテンツを閲覧しているユーザーの邪魔をせずに視認してもらうことができるので、興味も引きやすいです。

メリット③:クリック率・新規ユーザー獲得率の向上

インフィード広告が、「サイトやコンテンツに馴染みやすい」こと、「視認・反応されやすい」ことから、Yahoo!によると、クリック率と新規ユーザー獲得率も通常の広告に比べて高くなる傾向があるようです。

インフィード広告で可能なさまざまなターゲティング

インフィード広告にはいろいろと媒体がありますが、今回は代表してYDNのインフィード広告で可能なターゲティングをご紹介します。

Yahoo!インフィード広告のターゲティング

  • デバイス:PC、スマートフォン、タブレットを指定。
  • インタレストカテゴリー:媒体側が事前にカテゴライズしたユーザーの興味・関心を選択。
  • 性別:男、女、不明から選択。
  • 年齢:ある程度グループ化された年齢層を選択。
  • 地域:都道府県単位、市区郡単位で指定。
  • 曜日・時間帯:曜日、時間帯を1時間単位で指定。
  • サーチターゲティング:過去に検索したキーワードを基に配信。
  • サイトリターゲティング:サイトをすでに訪問したことがあるユーザーに配信。
  • プレイスメントターゲティング:広告を配信するサイトを指定。

YDNのターゲティングについての詳しい情報は以下の記事をご参考ください。

▼あわせて読みたい
GDN・YDN比較:ターゲティング・メニュー完全ガイド

効果的な配信のポイント:ユーザー心理を考えた興味を引く広告を

インフィード広告を効果的に配信するためのポイントを6つご紹介します。

効果的な配信のポイント

  • ポイント①:注意を引くのではなく関心を引く。
  • ポイント②:ユーザーエクスペリエンスを考えたランディングページ。
  • ポイント③:フリークエンシーの設定と何度見ても飽きないクリエイティブ。
  • ポイント④:ターゲティングを絞る。
  • ポイント⑤:クリエイティブのいろんなパターンをテストする。
  • ポイント⑥:検討期間の長い、特性が複雑な商品・サービスは特におすすめ。

ポイント①:注意を引くのではなく関心を引く。

通常のディスプレイ広告や検索広告では、他の広告よりも目立つよう、魅力的になるよう、広告文を作成することが多いかと思いますが、インフィード広告では違うアプローチが必要です。

注意を引くための「50%引き」や「今なら貰える限定特典」といった広告的なフレーズは、「また広告か・・」とユーザーにスルーされてしまいます。

とくにインフィード広告のテキストは、広告的なフレーズは極力やめて、続きの内容が読みたくなるような、ユーザーの関心を引くテキストを作成すると効果的です。

【例】30歳超えてもピチピチ肌。その秘訣は?

ポイント②:ユーザーエクスペリエンスを考えたランディングページ。

フィードを閲覧中に広告をクリックするユーザーは、最新情報や役立つ情報を探しているケースが多いです。

そのため、せっかく広告をクリックしても、ランディング先のページに有益な情報が載っていなかったり、情報が不十分だったり、宣伝文句ばかりだと、離脱する可能性が高いです。

広告の内容とランディングページの内容を合わせることはもちろん、広告をクリックしたユーザーはどういった情報が欲しいのかなども考慮する必要があります。

ポイント③:フリークエンシーの設定と何度見ても飽きないクリエイティブ。

インフィード広告は、SNS、Yahoo!ニュース、Smart Newsなど、ユーザーがよく使用する媒体に掲載されるため、1人のユーザーが同じ広告に繰り返し遭遇する可能性が高いです。

そのため、何度目にしてもユーザーに不快感を与えないよう工夫する必要があります。

ひとつの方法として「フリークエンシー」を設定し、1人のユーザーに広告を表示する回数を制限することで、同じ広告が掲載され続けることを防げます。

フリークエンシーとは

1人のユーザーに対する広告表示回数の上限。

同時に、何度みても飽きないクリエイティブを作成することも大事です。

ポイント④:ターゲティングを絞る。

インフィード広告では、狙いたいターゲットを絞り広告を配信することで、より効果的にアプローチできます。

例えば、都内の結婚式場の広告の場合、以下のように設定できます。

  • インタレストカテゴリー:結婚
  • 性別:男、女、不明
  • 年齢:20歳~49歳
  • 地域:東京都
  • 曜日・時間帯:平日夜、土日
  • サーチターゲティング:結婚式に関係するキーワード。

ポイント⑤:クリエイティブのいろんなパターンをテストする。

インフィード広告は、毎日使う媒体に表示されるため、ユーザーが広告を目にする頻度も高いです。

ユーザーが同じ広告を何度も見て、不快感や飽きを抱かないよう、広告の効果検証も速いスピード感でおこなう必要があります。
テストをおこなうときの変数はひとつにし、短期間で効果が把握できるようにするとよいです。

いろいろなクリエイティブのパターンを繰り返しテストすることで、より効果的なデザインが発見できるので、テストは常に実施することをおすすめします。

ポイント⑥:検討期間の長い、特性が複雑な商品・サービスは特におすすめ。

検索広告は、すでに興味を持っているユーザーが検索したときに広告を表示するのに対して、インフィード広告は、ユーザーがコンテンツを見ているときに少し気になったタイミングで見られる広告です。

また、検索広告ほど広告に掲載できる情報量が多くないため、広告で興味を持ってもらい、ランディング先で詳細を説明するといった流れになります。

そのため、検討期間が比較的長い、もしくは特徴が複雑な商品やサービスは、特に適しています。

まとめ:潜在層獲得に特に効果的なインフィード広告

本記事で解説した「インフィード広告」についてまとめます。

  • インフィード広告とは、フィードのコンテンツの間に同様の形式で表示される広告。
  • スマホ版Yahoo! JAPANトップページのタイムライン化で広まった。
  • 通常の広告との大きな違いは、コンテンツに馴染む広告であること。
  • コンテンツに馴染みやすく、視認されやすいため、クリック率・新規ユーザー獲得率も高い。
  • ユーザーエクスペリエンスを考えた興味を引くクリエイティブ作成が大事。

インフィード広告は、ユーザーがコンテンツを閲覧中に、コンテンツに馴染んだ形で興味を引くための広告を表示します。

検索広告と比べると、新しいユーザーを獲得するなどの潜在層に向けたアプローチで特に効果的です。

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梅本 紀子

この記事を書いた人梅本 紀子

株式会社ユニアドSEMコンサルタント。
冬はマイナス30度になるアメリカ・ミネソタ州の大学を卒業後、エンジニアとして就職。
その後、日本の広告代理店で広告運用に携わり、現在は冬でも30度のフィリピンに住んでいる。日本に留まらず、海外のデジタルマーケティング情報もお届けします。