コールアウト表示オプションとは?文字数など概要について解説

コールアウト表示オプションとは?文字数など概要について解説
※このページは2020年6月13日に更新されました。

「コールアウト表示オプションとは?」
「コールアウト表示オプションの文字数を調べている」
「コールアウト表示オプションの例を見たい」

この記事はそのような方向けに書いています。

こんにちは、社長兼マーケター兼ユーチューバーの中釜(@keitanakagama)です。
リスティング広告に携わり12年になりますが、コールアウト表示オプションについての情報を探している方が多かったので記事にしました。

中釜 啓太
中釜 啓太
今回はGoogle広告のコールアウト表示オプションについて解説しています

コールアウトの概要や作成例、他の広告表示オプションとの違いについても書いているので、本記事をチェックしていただくとすべて解決します。

本記事のポイント
  • 文字数:半角25文字、全角12文字以内
  • 例:初期費用無料、24時間対応、リピート率95%、○○受賞などアピールしたい情報を入れる

ピンポイントで知りたい方のために目次を記載していますので、見たい項目をクリックすると便利です。

それでは解説していきます。

ユニアドチャンネルユニアドチャンネル

コールアウト表示オプションとは

コールアウト表示オプションとは、広告に自社の商品やサービスのアピールポイントを追加できるオプション機能のことです。

▼コールアウト表示オプション
コールアウト表示オプションの表示位置

Yahoo!広告では「テキスト補足オプション」と呼ばれる。
基本的な概要は、Google広告のコールアウトと同じ。

コールアウト表示オプションの特徴

  • 無料で設定することができる
  • リンク先URLを追加することはできない
  • 広告でアピールしたい情報を入れる

コールアウト表示オプションの文字数や設定数

Google広告のコールアウト表示オプションと、Yahoo!広告のテキスト補足オプションの設定できる項目は同じです。

設定内容コールアウト表示オプションテキスト補足オプション
文字数半角25文字、全角12文字以内半角25文字、全角12文字以内
設定可能数最大20最大20

▼あわせて読みたい
【2020年最新】広告表示オプションの文字数一覧まとめ

設定数を多くすることで自動最適化されるため、8個以上の設定をおすすめしています。

注意:重複表現は使わない

広告見出しや説明文、サイトリンクなどで使用している表現をそのまま使うと不承認と判定されることがあるので注意が必要。
同じ文言を繰り返すのではなく、表現や訴求内容を変える。

コールアウト表示オプションのメリット

コールアウト表示オプションを設定すると得られるメリットが2つあります。

メリット①:クリック率の向上

コールアウト表示オプションを追加することで、広告全体の面積が増加します。

ユーザーの目にとまりやすくなる。
クリック率が上がる。

運用事例

下記は弊社の運用事例です。もともと自社運用をしていてコールアウト未設定の状態でしたが、弊社でコールアウトを設定をして運用した結果、クリック率が伸びた事例となります。

コールアウト設定表示回数クリック率コンバージョン率
なし10,3424.97%2.12%
あり13,2675.90%2.20%
ポイント
  • クリック率:なし4.97%→あり5.90%と上がった(118.7%上昇)
  • コンバージョン率:あまり大きな影響がなかった

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【クリック率の平均は『5%』】CTR改善ノウハウも公開

メリット②:訴求ポイントの増加

コールアウト表示オプションでは、広告見出しや説明文で訴求できなかったポイントをアピールすることができます。

どのような訴求ポイントにすればよいか、以下をご参考ください。

コールアウト表示オプションの作成ポイント

  • 「ちょっとうれしいサービス」を意識する(例:送料無料)
  • 数字を入れて具体的にする(例:豊富な物件数→物件数10,000件)
  • 競合優位性のある情報を入れる
  • 他の広告表示オプションと組み合わせる(例:24時間電話受付中と電話番号表示オプション、新宿駅徒歩3分と住所表示オプション)

コールアウト表示オプションの例

【例】
初期費用無料、24時間対応、リピート率95%、○○受賞など

コールアウトと構造化スニペットの違い

コールアウトと構造化スニペットの違いを電気店を例にとって解説します。

コールアウトと構造化スニペットの違いについて

  • コールアウト:ユーザーが受けるベネフィット(送料無料、24時間カスタマーサービス、最安価格保証など)
  • 構造化スニペット:サービスの内容(技術サポート、PC修理、PCリサイクルなど)

コールアウトの作成ポイント

  • ポイント①:「送料無料」などうれしい要素をイメージして作成する
  • ポイント②:できる限り具体的にする

構造化スニペットの作成ポイント

  • ポイント①:客観的に自社のサービスの内容について訴求する
  • ポイント②:コールアウトと同じように「サービスの特長(優れている点)」を入れてしまうと審査に落ちてしまうので注意

▼あわせて読みたい
【2020年版】構造化スニペット表示オプションの完全ガイド

コールアウトとサイトリンクの違い

コールアウトとサイトリンクの違いは以下のとおりです。

コールアウト表示オプションサイトリンク表示オプション
リンク先設定できない設定できる
説明文設定できない設定できる
文字数半角25文字、全角12文字以内半角25文字、全角12文字以内

サイトリンク表示オプションは、コールアウトと並んでよく使われる広告表示オプションのひとつです。

▼サイトリンク表示オプション
サイトリンク表示オプション

サイトリンク表示オプションとは:
広告見出しとは別で、サイトの他のページのリンクを広告に追加し、特定のページにユーザーを直接誘導することができるオプション機能のこと。

▼あわせて読みたい
サイトリンク表示オプションとは?初心者向け完全ガイド

コールアウト表示オプションの設定方法

Google広告のコールアウト表示オプションは、以下の方法で設定します。

1. [広告と広告表示オプション] > [広告表示オプション] > 「+」マークをクリックして、[コールアウト表示オプション]を選択します。
Google広告のコールアウト表示オプションの設定方法①

2. 必要項目を入力して保存すれば完了です。
Google広告のコールアウト表示オプションの設定方法②

補足:Yahoo!広告のテキスト補足オプションの設定方法

Yahoo!広告のテキスト補足オプションは、以下の方法で設定します。

1. [広告表示オプション]タブ > [テキスト補足オプション]を選択 > [オプション一覧]タブ > [オプション作成・編集]をクリックします。
Yahoo!広告のテキスト補足オプションの設定方法

2. 1件追加する場合は[1件ずつ作成]を、まとめて追加する場合は[一括作成]をクリックし、必要項目を入力して保存すれば完了です。

まとめ

本記事で解説した「コールアウト表示オプション」は以下のとおりです。

コールアウトを設定することのデメリットは一切なく、無料で簡単に設定できるので、今すぐやってみてください。

本記事のポイント
  • 文字数:半角25文字、全角12文字以内
  • 例:初期費用無料、24時間対応、リピート率95%、○○受賞などアピールしたい情報を入れる

というわけで今回は以上になります。

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中釜 啓太

この記事を書いた人中釜 啓太

株式会社ユニアド代表取締役。
大学卒業後プロのミュージシャンを目指して上京するも、思ったより早めに資金が底をつく。その後広告代理店でWebマーケティングを学び、2015年株式会社ユニアドを創業。
リスティング広告をもっと知りたい方に、役立つ情報をお届けします。