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【2020年版】リマーケティングの効果を爆速で高める11の施策

【2020年版】リマーケティングの効果を爆速で高める11の施策
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※このページは2020年3月15日に更新されました。

「リマーケティングの効果を上げたい」
「ディスプレイ広告を改善したい」
「リターゲティング広告のクリック率はどれくらい?」

この記事はそのような方向けに書いています。

こんにちは、社長兼マーケター兼ユーチューバーの中釜(@keitanakagama)です。
私はリスティング広告運用歴9年で、運用型広告をメインに取り扱っています。

中釜 啓太
中釜 啓太
今回はGoogle広告のリマーケティングで効果を上げる運用方法について解説しています

リマーケティングの効果が悪くて困っている方やリマーケティングの改善施策を探している方はぜひ参考にしてください。

ピンポイントで知りたい方のために目次を記載していますので、見たい項目をクリックすると便利です。

それでは解説していきます。

ユニアドチャンネルユニアドチャンネル

1. グローバルサイトタグをすべてのページに設置する

初歩的なことですが、グローバルサイトタグがすべてのページに設置できているか確認する必要があります。

タグを設置するページの例

  • TOPページ
  • 商品一覧ページ
  • 商品詳細ページ
  • 申込内容入力ページ
  • 申込内容確認ページ
  • サンクスページ

タグは漏れがないようにご設置ください。

2. グローバルサイトタグが有効か確認する

タグ設置の確認が完了したら、今後はタグが有効か確認する必要があります。

確認手順

1. 右上の[ツールと設定] > [共有ライブラリ] > [オーディエンスマネージャー]をクリックします。
グローバルサイトタグ確認手順1

2. [オーディエンスソース] > Google広告タグの[詳細]をクリックするとグローバルサイトタグのステータスが表示されます。
グローバルサイトタグ確認手順2

3. [オーディエンスソースは、過去24時間アクティブです]と表示されていれば問題ありません。
グローバルサイトタグ確認手順3

アラートが出ている場合は、設置ミスの可能性があるので、正しく設置されているか(コピペ、設置箇所など)をご確認ください。

3. 有効期間ごとに入札単価を変える

「有効期間(=リーセンシー)」とは、ウェブサイトに流入したユーザーをオーディエンスに登録しておく日数のことです。

リーセンシーの期間が短いほどCVRが高く、期間が長くなるにつれてCVRは低下していきます。

運用事例①

下記は全国に店舗がある弊社クライアントのリーセンシー別の実績です。

リーセンシーの期間を1日・7日・30日で複数リストを作成して配信した結果、「1日」が最もCVRが高くなることが分かりました。

リーセンシー 表示回数 コンバージョン率 クリック単価
01日 1,041,806 1.50% 134
07日 1,802,089 1.12% 118
30日 2,840,061 0.95% 110

例えば、以下のように入札単価調整比率を調整することで効果的に配信できます。

  • 01日:入札単価+20%
  • 07日:入札単価+10%
  • 30日:入札単価+0%

4. ページ階層の深度に応じて入札単価を変える

ページの深い階層まで見てくれているユーザーほど、自社の商品やサービスに高い興味を持ってくれているので入札を強化すると効果的です。

運用事例②

下記はECサイトを運営している弊社クライアントのページ深度別の実績です。

階層の深い詳細ページ到達ユーザーやコンバージョン一歩手前である問い合わせフォーム到達ユーザーのCVRはTOPページより高いことが分かりました。

ページ深度 階層 表示回数 コンバージョン率 クリック単価
TOPページ 浅い 3,701,944 0.61% 109
詳細ページ 中間 1,405,619 0.92% 103
問い合わせフォーム 深い 246,803 1.29% 99

例えば、リーセンシー同様に以下のように調整します。

  • TOPページ:入札単価-20%
  • 詳細ページ:入札単価+0%
  • 問い合わせフォーム:入札単価+20%

リマーケティングはリーセンシーやページ階層の深度に応じて、入札単価調整をおこなうと改善するケースが多いです。

5. コンバージョンユーザーを除外する

コンバージョンを計測していることが条件になりますが、コンバージョンユーザーへの配信を除外することができます。

既にコンバージョン済みのユーザーは無駄インプレッションを防ぐようにします。

設定手順

1. リマーケティングキャンペーンを選択後[オーディエンス] > [除外] > [オーディエンスの除外]を選択します。
コンバージョンユーザーの除外設定1

2. [閲覧]タブ > [ユーザーがお客様のビジネスを利用した方法] > コンバージョン至ったユーザーのリストを選択します。
コンバージョンユーザーの除外設定2

6. アプリへの広告配信を除外する

スマホにも広告を配信している場合、アプリへの広告配信の除外を検討してみてください。

アプリの収益化(マネタイズ)には、大きく2つの種類があります。

  • 課金型アプリ:アイテムなどを購入して収益を上げる(例:モンスト)
  • 非課金型アプリ:アプリ内に広告を掲載して収益を上げる

非課金型アプリについては、広告をクリックしてもらえるように設計されているため、意図しない広告の誤タップ(無駄クリック)が起こりがちです。

費用対効果を改善したい場合は、アプリ面への広告配信は除外したほうが賢明です。

設定手順

1. リマーケティングキャンペーンを選択後[プレースメント] > [除外設定] > 鉛筆マークをクリックして[プレースメントを除外]を選択します。
アプリへの広告配信の除外設定1

2. [アプリのカテゴリ(141)]をすべて選択 > [保存]して完了。
アプリへの広告配信の除外設定2

7. バナー広告のデザインを変える

リマーケティングは、以前訪れたことのあるサイトであることを認識してもらうため、バナーデザインが重要といえます。

社名・ブランドロゴを強調したり、誘導ボタンや訴求内容のデザインを工夫する必要があります。

効果的なクリエイティブの要素は主に4つです。

  • 会社のロゴ:会社名もしくはロゴを記載
  • メインイメージ:写真もしくはイラストでわかりやすいもの
  • メインコピー:なるべく目立つ位置に大きな文字で
  • 誘導ボタン:『詳しくはこちら』などのボタン

運用事例③

下記は弊社の運用事例です。リターゲティング広告の平均クリック率を調査したところ0.3%でした。

業種 クリック率
ブライダルリング 0.22%
フリーランスエンジニア 0.13%
美容エステ 0.13%
不用品回収 0.50%
検定講座 0.56%
英会話教室 0.15%
音楽教室 0.27%
BtoB(プロバイダ) 0.08%
BtoB(製薬) 0.10%
BtoB(電力) 0.37%

もし、クリック率が低い場合は、クリエイティブのデザインの変更を検討したほうがよいかもしれません。

以下の記事でバナー広告の効果的なデザインについて詳しく解説しているので参考にしてください。

▼あわせて読みたい
【GDN・YDN】バナー広告の効果的なデザイン:事例解説付き

8. バナー広告のサイズの種類を増やす

GDNやYDNには規定のバナーサイズがあり、サイズが多いほどインプレッション数を増やすことができます。

ただし、すべてのサイズを作成すると大変なので、優先順位をつけて効率的に作りたい方は下記の7サイズをおすすめしています。

効果の良いバナーサイズ

  • 300×250
  • 336×280
  • 728×90
  • 160×600
  • 468×60
  • 320×50(スマホ)
  • 320×100(スマホ)

詳しくは以下の記事で解説しているので参考にしてください。

▼あわせて読みたい
【2020年最新】GDN・YDNバナーサイズ一覧

9. レスポンシブディスプレイ広告を活用する

掲載面に合わせて自動でサイズやデザインを最適化してくれるレスポンシブディスプレイ広告を活用すれば、とても便利に、かつ効果的に広告を配信できます。

1種類の広告を設定するだけで「サイズ」「フォーマット(テキスト、イメージ、ネイティブ)」を網羅できます。

レイアウトは、入稿した4つのアセットの組み合わせで決まります。

4つのアセット

  • 広告見出し
  • 広告文
  • 画像
  • ロゴ

詳しくは以下の記事で解説しています。

▼あわせて読みたい
【2020年版】レスポンシブディスプレイ広告の基礎とメリットを解説

10. 類似ユーザーを含まないように設定する

広告グループごとのターゲット設定に「ターゲットの拡張」という類似ユーザーにも広告を配信する機能があります。

ターゲットの拡張が[リーチを拡大]に傾いていると、類似ユーザーにも配信されてしまいます。

以下のキャプチャのように「オフ」にしてください。

確認方法

1. 該当の広告グループを選択し、左側の[設定] > [広告グループのターゲット設定を編集]をクリックします。
ターゲットの拡張設定1

2. [設定] > [ターゲットの拡張]で調整できます。
ターゲットの拡張設定2

11. アカウント設計を見直す

Goolge広告はAI機能が充実しており、構成を極力シンプルにして機械学習をフル活用できるアカウント設計でないと効果が出づらくなっています。

つまり、「サイト訪問後1日」「サイト訪問後7日」「サイト訪問後30日」というリストをそれぞれのグループに設定するのではなく、ひとつの広告グループで管理するのが効果的です。

▼Before
広告グループ オーディエンス
広告グループA サイト訪問後1日
広告グループB サイト訪問後7日
広告グループC サイト訪問後30日
▼After
広告グループ オーディエンス
広告グループA サイト訪問後1日
サイト訪問後7日
サイト訪問後30日

ひとつの広告グループに蓄積できるインプレッション数を増やすことで機械学習のスピードがあがり、配信効率を向上させることができます。

運用事例④

下記は求人サービスを運営している弊社クライアントのアカウント構成前後の実績です。

アカウント構成 クリック率 コンバージョン率 コンバージョン単価
導入前 0.10% 0.97% 24,959
導入後 0.10% 1.40% 19,616

広告グループを細分化せず、データを集約するだけでCPAが改善していることが分かるかと思います。

▼あわせて読みたい
リスティング広告のアカウント構成の基礎と注意すべきポイント

まとめ:少し手を加えるだけで効果が改善する

本記事で解説した「リマーケティングの効果を高める方法」は以下のとおりです。

少し手を加えるだけで効果が改善することが多いので、ぜひ試してみてください。

というわけで今回は以上となります。

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中釜 啓太

この記事を書いた人中釜 啓太

株式会社ユニアド代表取締役。
大学卒業後プロのミュージシャンを目指して上京するも、思ったより早めに資金が底をつく。その後広告代理店でWebマーケティングを学び、2015年株式会社ユニアドを創業。
リスティング広告をもっと知りたい方に、役立つ情報をお届けします。